小学1・2年の道徳|うそやごまかしをせず素直に暮らす
小学1・2年生のお子さんに、家で「うそやごまかしをしないで素直に過ごすこと」の大切さを伝える保護者の方へ。失敗したときでも正直に話し、安心して伸び伸びと生活できるように支える手順です。

学校生活が始まると、うっかり失敗したときや思い通りにいかないときに、とっさに言い訳やごまかしをしてしまう場面が出てきます。叱るのではなく、まずは正直に話せた姿勢を受け止め、素直な心で過ごす心地よさを育みましょう。
うそをついたりごまかしたりしないこと
学習指導要領には「〔第1学年及び第2学年〕 うそをついたりごまかしをしたりしないで,素直に伸び伸びと生活すること。」と示されています。
怒られるのを防ごうとうそをつくと、さらに心が苦しくなってしまいます。失敗しても本当のことを伝えるほうが心がすっきりして安心できるという実感を、日々の関わりの中で重ねていくことが大切です。
- 「本当のことを話すときって少しドキドキするよね。話してくれてありがとう。どんなことがあったのか教えてくれる?」
- 「うそをついたままだとどんな気持ちになるかな? 正直に言えたあとはどう感じるかな?」
素直に伸び伸びと生活すること
同じく指導要領にある「〔第1学年及び第2学年〕 うそをついたりごまかしをしたりしないで,素直に伸び伸びと生活すること。」を目指すには、大人が子どもの打ち明け話を受け止められる環境が欠かせません。
失敗したことを責めずに「正直に教えてくれてありがとう」と肯定される経験が、素直に自分を表現し、伸び伸びと明るく暮らす土台になります。
- 「まちがえたり失敗したりするのは誰にでもあるよ。次はどうしたらいいか一緒に考えようか?」
- 「素直に『ごめんなさい』が言えると、どんな気持ちになるかな?」
つまずきやすいポイントと声かけ
| こんなとき | こう聞いてみる |
|---|---|
| 失敗したときにとっさに「やってない」とうそをつく | 「怒らないから大丈夫だよ。本当のことを教えてくれたらうれしいな」と安心させて話すきっかけをつくる |
| 自分の失敗をきょうだいや友達のせいにする | 「誰がやったかより、本当のことを教えてくれることが一番大切だよ」と伝える |
| 本当のことを言ったあとも怒られるのではないかと怯えている | 「正直に話してくれて本当にありがとう。言えてえらかったね」とまずは素直さをしっかり認める |
よくある質問
うそをついたとき、厳しく叱ったほうがよいのでしょうか?
強く叱りすぎると、次回から怒られるのを恐れてさらに巧妙なうそをつく原因になります。まずは本当のことを言えた姿勢を認めて安心感を与え、その上で何があったのかを一緒に振り返ることが大切です。
悪気のない冗談や作り話とうそは、どう区別して教えればよいですか?
空想を楽しんでいるときは無理に否定せず共感し、人をだましたり自分の失敗をごまかしたりする場面では「ごまかさないで素直に話そうね」と区別して穏やかに促しましょう。
出典
- 文部科学省「小学校学習指導要領(平成29年告示)」道徳・第1学年及び第2学年(PDFの166ページ)(公式PDF)
最終確認日:2026年10月15日
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