五
宇宙の道・基礎 五
うるう年はなぜあるの?2月はなぜ28日なの?
いまのことば
うるう年はなぜあるの?2月はなぜ28日なの?
地球が太陽のまわりを1周するには、約365.24219日かかります。1年を365日にすると少しずつ季節とずれていくので、うるう年を入れて合わせています。2月だけ日数が少ないのは、古代ローマの暦で、いまの2月にあたる月が1年の最後の月だったためです。
うるう年の決め方
いま世界中で使われている暦は「グレゴリオ暦」です。グレゴリオ暦では、うるう年を次のように決めています。
- 西暦の年が4で割り切れる年は、うるう年
- その例外として、100で割り切れて400で割り切れない年は、平年
たとえば2004年、2008年、2012年はうるう年です。2100年、2200年、2300年は平年です。2000年と2400年は400でも割り切れるので、うるう年になります。この決め方で、1年の平均は365.2425日になり、実際の1年との差は約0.00031日です。
2月が28日なわけ
いまの暦は、古代ローマの暦がもとになっています。紀元前8世紀ごろのローマで使われていたとされる「ロムルス暦」には月が10しかなく、いまの1月と2月にあたる月はありませんでした。
その後の「ヌマ暦」で1月と2月にあたる月が加わりましたが、このときの2月は1年の最後の月で、28日しかありませんでした。のちにユリウス・カエサルが、平年を365日、4年に1度のうるう年を366日とする「ユリウス暦」を定め、2月は「2番目の月」になりましたが、日数は28日のまま残りました。
考えてみよう
- 問一あなたが生まれた年や、2032年、2100年がうるう年かどうか、決まりにしたがって調べてみましょう。
- 問二もし、うるう年がなかったら、100年後の季節と日付はどのくらいずれるか計算してみましょう。
- 問三暦を決めるときに、なぜ「季節に合わせる」ことが大切だったのでしょう。
答えはひとつではありません。おうちの人と話しながら考えるのも、よい学び方です。
豆知識——グレゴリオ暦でも、実際の1年との差は約0.00031日あるので、数千年ほどで1日のずれが生まれるはずです。そのときにどう直すかは、国立天文台によると、いまのところはっきり決まっていません。