👪 保護者の方へ
第3学年の理科(第2分野)|天体の日周運動・年周運動と地球の自転・公転
中学3年生のお子さんに、家で「星や太陽の見かけの動き(日周運動・年周運動)と地球の運動」を教える保護者の方へ。

家庭で無理なくつかむ考え方と基本のねらい
「電車の中から見ると外の景色が後ろへ動いて見える(見かけの動き)」と同じように、太陽や星が東から西へ動くのは地球が西から東へ自転しているからだと捉えます。
こう聞いてみてください
- 「走る電車から窓を見ると、木や看板が後ろへビューンと逃げていくよね」
- 「太陽や星が東から昇って西へ沈むのも同じ。地球が西から東へくるくる回っているからなんだよ」
懐中電灯と地球儀の自転モデルで朝昼夜と星の動きのからくりを解く
家庭で役立つ工夫:星座早見盤・地球儀・ピンポン玉の月・暗い部屋の懐中電灯(太陽)
懐中電灯を太陽に見立て、地球儀を反時計回りに回しながら「日本が朝・昼・夕方・夜を迎える仕組み」と星空の移り変わりを再現します。
1日1回転の自転(1時間15度の日周運動)と1年1周の公転(1か月30度の年周運動)
こう聞いてみてください
- 「北の空を見ると、北極星だけは全然動かないね。地球の自転軸の真上にあるからなんだ」
- 「星は1時間で15度動くから、2時間後には30度動いた位置に見えるよ」
よくあるつまずきと家庭でのサポート
| お子さんがつまずきやすい点 | 家庭での具体的な声かけ・支援 |
|---|---|
| 自転(西から東)と見かけの星の動き(東から西)の向きを混同する | 「自分が右に回転すると景色は左に回るのと同じだよ」とその場で回って体感させます |
| 南の空・東の空・西の空・北の空での星の動く向きがバラバラに覚えられる | 天球のドームをイメージさせ、「東から昇り、南を通って、西へ沈み、北では反時計回りに回る」とひとつの円弧でつなげます |
| 季節によって見える星座が違う理由(公転)を自転と取り違える | 「太陽の向こう側にある星座は昼間だから見えず、真夜中の南の空に見える星座が季節ごとに変わるんだよ」と公転軌道図で示します |
よくある質問
月の満ち欠け(新月・上弦・満月・下弦)の覚え方は?
太陽の光が右から当たっている図を描き、地球から見て「右半分が光るのが上弦の月」「全部光るのが満月」「左半分が光るのが下弦の月」と地球目線に立たせると迷いません。
金星が真夜中に見えないのはなぜですか?
金星は地球の内側を回る内惑星なので、地球から見ると常に太陽の近くにあり、夕方の西の空(宵の明星)か明け方の東の空(明けの明星)にしか見えません。
出典
- 文部科学省「中学校学習指導要領(平成29年告示)」理科・第3学年(第2分野)(PDFの94ページ)(公式PDF)
最終確認日:2026年10月14日
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