小学5年の単位量あたりの大きさ|「1あたり」で公平に比べる教え方
「8人と6人なら、8人の方が混んでいる」と言われたら、部屋の広さも一緒に見てみましょう。

「広さも違うね」と図を見る
方眼紙で6マスと4マスの長方形を描き、8個と6個のおはじきを置きます。まず「広いのはどちら?」と尋ね、次に「人数だけで混んでいる方を決められる?」と聞きます。はじめから割り算を指示せず、2つの量を見る時間を作りましょう。
1m²あたりの人数にそろえる
Aは8÷6で約1.33人、Bは6÷4で1.5人です。同じ1m²にいる人数が多いBの方が混んでいます。小数を丸める前の値で比べ、表示のために「約」を付けます。
「どちらも1m²の広さになったら、何人いることになるかな?」
実際に人を分けるわけではありません。人数と広さの関係を、共通の広さを基準にした数で表しています。
逆に割ると、数の読み方も逆になる
1人あたりの広さならAは6÷8=0.75m²、Bは4÷6で約0.67m²。同じ1人が使える広さが小さいBの方が混んでいると分かります。「いつも大きい方が混んでいる」と覚えず、単位まで言いましょう。
買い物の例なら、同じ品物の3個240円と5個350円を、1個80円と70円にそろえて比べられます。種類や品質などの条件が同じ練習として扱います。
親子で確かめる
① 図で広いのはA・Bどちら? ② 同じ品の4個360円と6個480円では、1個あたりが安いのはどちら? ③ 12m²に6人なら、1人あたり何m²?
式と、答えの単位:
答え:①A。②360÷4=90円、480÷6=80円で6個入り。③12÷6=2m²。
よくある質問
何を何で割るか、すぐ迷います。
まず「1個あたりの代金」と言葉にします。個数を1にそろえるので、代金を個数で割ります。図の1つ分を指すと確かめやすくなります。
人数が多いのに、すいていることもありますか?
あります。広さも大きければ、1m²あたりの人数は小さくなることがあります。人数と広さの両方を確認します。
最後に「1あたりの、何を求めた?」と聞いてみてください。単位を添えて説明できることが、次の文章題につながります。