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小学5年の正多角形と円|円を等しく分けて形を作る教え方

丸いふたをなぞった円に点を打つと、正多角形の学習につながります。

円を60度ずつ分けた正六角形と直径10センチの円中心から60度ずつ6等分した円周上の点を結ぶ正六角形。別の円には直径10cmと円周31.4cmを示す。円を等しく分けて、正六角形をつくる60°360°÷6=60°直径10cm円周:10×3.14=31.4cm
左は中心の周りの角で円を6等分。60°は正六角形の内角ではありません。

最初は辺を数える

図の六角形の辺を指で一周して数えます。「6本あったね」と確かめたら、今度は辺の長さ、角の大きさへ目を向けます。辺が全部等しく、角も全部等しい多角形が正多角形です。正方形はその仲間ですが、一般のひし形は角が全部同じとは限りません。

中心の周りを、同じ角に分ける

紙に円と中心を描き、分度器で中心の周りを60°ずつに分けます。中心から引いた線が円周と交わる6つの点を、順番に定規で結びましょう。中心の周りの1周360°を6等分するので、1つ分は360÷6=60°です。

「同じ角で分けたら、円の周りの点はどんな並び方になるかな?」

同じ円の中心から等しい角で分けると、円周上に点が等間隔に並びます。隣の点を結んでできる辺もそろい、正六角形ができます。60°は中心の角で、六角形の内側の角とは場所が違います。

円周と直径を、別の長さとして測る

糸を丸いふたの周りに沿わせて1周の長さを測り、中心を通る端から端までの直径と比べます。円周÷直径で円周率を考えます。測ると少しずれますが、どんな大きさの円でも円周と直径の割合は一定で、計算では円周率を3.14として扱います。

直径10cmの円周は10×3.14=31.4cmです。半径10cmなら直径は20cmなので、同じ31.4cmにはなりません。測った長さに「半径」「直径」「円周」の名前を書いて確かめましょう。

親子で確かめる

① 正六角形の辺は何本? ② 円を中心の周りで8等分すると、1つ分は何度? ③ 直径8cmの円周を、円周率3.14で求めると?

円に中心を書き、中心の周りを同じ角で分けよう。
辺が同じ? 角も同じ?

答え:①6本。②360÷8=45°。③8×3.14=25.12cm。

よくある質問

辺の長さが全部同じなら正多角形ですか?

角の大きさも全部同じである必要があります。例えば、正方形ではないひし形は4辺が同じ長さでも正四角形ではありません。

測った円周÷直径が3.14になりません。

糸のずれや目盛りの読み取りで測定誤差が出ます。測る位置と方法を確かめ、実測値と計算に使う円周率を分けて考えましょう。

できた正多角形の一辺と一つの角を指して説明してもらいましょう。形の名前を覚えるだけでなく、何がそろっているのかを言えれば次につながります。