👪 保護者の方へ
中学1年の理科(生物・地学)|生物の共通性と分類を探究する
中学1年生のお子さんに、家で身近な生物の観察や特徴の整理、分類の仕方を教える保護者の方へ。共通点や相違点に着目し、筋道を立てて分類の観点や基準を見いだすための声かけとサポートの手順です。

身の回りには多種多様な生物が生きています。観察を通してそれぞれの体のつくりや特徴をじっくり比べ、「共通点」と「相違点」を見つけることが、生物を仲間分け(分類)するための大切な第一歩になります。
「イ 身近な生物についての観察,実験などを通して,いろいろな生物の共通点や相違点を見いだすとともに,生物を分類するための観点や基準を見いだして表現すること。」に着目する観察の基本
学習指導要領には「イ 身近な生物についての観察,実験などを通して,いろいろな生物の共通点や相違点を見いだすとともに,生物を分類するための観点や基準を見いだして表現すること。」と示されています。
身近な植物や動物などの特徴を観察し、姿かたちの「似ているところ(共通点)」と「異なるところ(相違点)」をていねいに見いだすことから始めましょう。
こう聞いてみてください
- 「この2つの植物の葉や花をよく見てみて、同じところ(共通点)と違うところ(相違点)はどこかな?」
- 「見つけた共通点や相違点を、言葉やスケッチでノートに書き出してみようか。」
「イ 身近な生物についての観察,実験などを通して,いろいろな生物の共通点や相違点を見いだすとともに,生物を分類するための観点や基準を見いだして表現すること。」をもとに分類の基準を決める
共通点と相違点が見えてきたら、次は「どのような基準で分けるか」という観点を定めます。
「イ 身近な生物についての観察,実験などを通して,いろいろな生物の共通点や相違点を見いだすとともに,生物を分類するための観点や基準を見いだして表現すること。」にあるように、自分自身で観点や基準を見いだし、筋道を立てて表現することが大切です。
こう聞いてみてください
- 「たくさんの生物を2つのグループに分けるとしたら、どんな基準(着目するポイント)で分けられるかな?」
- 「どうしてその基準で分けたのか、理由を言葉で説明してみてくれる?」
つまずきやすいポイントと声かけ
| こんなとき | こう聞いてみる |
|---|---|
| 生物をパッと見た印象や直感だけで仲間分けしてしまう | 「体のつくりや特徴のどこに注目したのかな?共通点や相違点を具体的に挙げてみよう」と観察する観点を促す |
| 共通点や相違点が見つけられず手が止まってしまう | 「大きさ、形、色、部分ごとのつくりなど、部分に分けて1つずつじっくり見比べてみよう」と視点を細かくする |
| 分類の基準を言葉でうまく表現できない | 「『〇〇がある・ない』のように、誰が見てもはっきり区別できる言葉で基準を書いてみよう」と整理を助ける |
よくある質問
観察するときはどのような点に気をつけて見させればよいですか?
全体の姿だけでなく、各部分のつくりや特徴に注目して、他の生物との共通点や相違点をていねいに見つけるよう促してみてください。
分類の基準は1つだけに決める必要がありますか?
注目する観点によってさまざまな分け方ができます。どのような観点や基準で見いだしたのかを筋道立てて表現することが大切です。
出典
- 文部科学省「中学校学習指導要領(平成29年告示)」理科・第1学年(PDFの90ページ)(公式PDF)
最終確認日:2026年10月15日
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