👪 保護者の方へ
第2学年の社会(地理的分野)|日本の自然環境と気候・地形の特色を捉える
中学2年生のお子さんに、家で「日本列島の山脈・河川・季節風と6つの気候区分」を教える保護者の方へ。

南北に長く中央に高い山脈が走る日本列島では、季節風が山脈にぶつかることで太平洋側と日本海側で気候が大きく異なります。地形断面図を使って雨や雪の降る仕組みを視覚的に捉えさせましょう。
日本列島の断面図で季節風と降水の仕組みを追う
家庭にある「立体日本地図・白地図・気象衛星画像」を活用して、日本列島の断面図に季節風の矢印を書き込み、冬の北西からの風が日本海側に雪を降らせ、太平洋側に乾いた晴天をもたらすメカニズムを指でなぞって確かめます。
中央山脈が作り出す日本海側と太平洋側の気候差
こう聞いてみてください
- 「冬の天気予報を見ると、日本海側は雪マークが多いのに太平洋側はずっと晴れマークだよね。どうしてだと思う?」
- 「海から水分を含んできた風が中央の山にぶつかって雪を落とし、乾いた風だけが山を越えてくるからなんだね」
つまずきやすいポイントと声かけ
| こんなとき | こう聞いてみる |
|---|---|
| 太平洋側と日本海側の雨・雪の季節を取り違える | 「冬に降水量が多いのが日本海側、梅雨や台風の時期に多いのが太平洋側」と雨温図のグラフの山を対比させる |
| 瀬戸内や中央高地の降水量が少ない理由を説明できない | 「周囲を山に囲まれているため、どちらからの季節風も山に遮られて雨雲が届きにくいよ」と地形図で囲む |
| 日本の川の特徴を「長い」と誤解する | 「日本は山から海までの距離が近いから、まるで滝のように一気に海へ流れ下る急流なんだよ」と大陸の川と比べる |
こう聞いてみてください
- 「日本の川は外国の大陸の川と違って、長さが短くて流れが急なのが特徴だよ」
- 「地形や気候の特徴を知っておくと、地域の農業や防災の工夫の理由もよく分かるね!」
よくある質問
雨温図(気温と降水量のグラフ)の見分け方のコツは?
まずは「冬の降水量」に注目して日本海側を見抜き、次に「年間の降水量の少なさ」で瀬戸内や中央高地、最後に「気温の低さ」で北海道を特定する手順を踏むと確実に判別できます。
防災マップ(ハザードマップ)は家庭学習にどう役立ちますか?
自治体のハザードマップを広げて「自宅の近くに川や急傾斜地があるか」「避難場所はどこか」を一緒に確認することで、地形と災害の関係が切実な実感を伴って学べます。
出典
- 文部科学省「中学校学習指導要領(平成29年告示)」社会・第2学年(地理的分野)(PDFの46ページ)(公式PDF)
最終確認日:2026年10月14日
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