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👪 保護者の方へ

第5学年の理科|物の溶け方を調べる(水溶液の重さと溶ける限度)

小学5年生のお子さんに、家で「物が水に溶けても全体の重さは変わらないこと」を教える保護者の方へ。透明コップと食塩、キッチンスケールを使って、視覚的に確かめる実験手順です。

物の溶け方の教え方|家庭でコップと食塩を使って水溶液の重さの保存を調べる実験の手描き風イラスト

食塩が水に溶けて透明になると、「塩が消えて軽くなった」と錯覚しがちです。溶かす前と溶かした後の重さを正確に測り、目に見えない粒となって水の中に存在していることを実感させましょう。

溶かす前の「水+食塩」と溶かした後の重さを比べる

水100gを入れたコップと、小皿に乗せた食塩20gを一緒にはかりに乗せます(合計120g)。
食塩を水に入れてスプーンでよくかき混ぜ、完全に透明にした後でもう一度測ると、数字がぴったり「120g」のままであることを確認します。

溶かす前(別々) 水 100g + 食塩 20g 合計 120 g = 溶かした後(透明) 食塩水(見た目は水だけ) ぴったり 120 g!
こう聞いてみてください
  • 「塩が見えなくなったのに、はかりの重さは軽くなっていないね! なぜだと思う?」
  • 「透明になっても、塩の粒は水の中に隠れているんだね!」
  • 「さらに塩をどんどん足していくと、ずっと溶け続けるかな?」

スプーンで少しずつ足して「溶ける限度」を見届ける

食塩を少しずつ足していくと、あるところで底に溶け残りがたまります。
「水に溶ける量には限界があるんだね」と、飽和(溶ける限度)の現象を目で見て確かめます。
なお、食塩はミョウバンなどと異なり、水の温度を上げても溶ける量がほとんど増えない特徴があります。

こう聞いてみてください
  • 「いくらかき混ぜても、これ以上溶けなくなったね!」
  • 「食塩は温めても溶ける量がほとんど変わらないんだね。物質によって溶け方の性質が違うんだね!」

つまずきやすいポイントと声かけ

こんなときこう聞いてみる
「溶けたら消えたから軽くなる」と思い込む「測ってみよう!」と実験前の予想を聞いてから実際の数値で見せる
混ぜる途中で水が飛び散って軽くなる「水滴がこぼれないように優しく混ぜようね」と正確な実験のコツを教える
「溶ける」と「混ざる」を混同する(泥水など)「向こう側が透けて見えるのが『溶けている(水溶液)』のサインだよ」と見分ける

よくある質問

溶けた塩を取り出すにはどうすればよいですか?

少量の食塩水を黒い紙やアルミカップに乗せて蒸発させると、白い塩の結晶が再び現れます。家庭でも簡単にできる素晴らしい確かめ実験です。

砂糖でも同じように重さは変わりませんか?

砂糖でも全く同じです。どんな物質でも、水に溶けたからといって重さが減ることはありません。

出典

最終確認日:2026年10月14日

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