社会・資料を読んで考える
小4社会|水はどこから家に来る?——水源・浄水場・給水所を矢印でつなぐ

じゃ口をひねると出てくる水。その前に、どこを通ってきたのでしょう。「ためる場所」と「飲める水にする場所」を分けて、道すじをつなぎます。
1 同じ「水の施設」でも、仕事がちがう
東京都水道局の学習資料は、水道水ができるまでを、水道水源林、ダム、浄水場、給水所、配水管・給水管に分けて紹介しています。ここでは東京の水道を学ぶ基本の道すじを簡単に表します。自分の家の水が通る実際の施設名は、この図だけでは決まりません。
2 「ためる」の中身をくらべる
ダムは、雨や雪どけの水をため、雨の量や必要な水の量の変化に合わせて、川の流れを調節します。浄水場は、川から取り入れた水を、飲める水道水にするところです。砂などをしずめる、ろ過する、消毒する、といった処理をします。
給水所も水をためますが、ためるのは浄水場から送られた水道水です。使われ方に合わせて配る量を調節し、ポンプで水を送る役割もあります。「ダムも給水所もためるから同じ」とせず、何を・いつ・何のためにためるかをくらべます。
| 場所 | 主な役割 | 見分けることば |
|---|---|---|
| ダム | 雨水や雪どけ水をため、川の流れを調節する | 浄水場へ行く前の水 |
| 浄水場 | 川から取り入れた水を、水道水にする | しずめる・ろ過・消毒 |
| 給水所 | 水道水をため、地域へ配る | 浄水場のあと・配る量の調節 |
3 矢印を読んでみよう
問1 「家のじゃ口・浄水場・給水所」を、水が進む順に並べよう。
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浄水場→給水所→家のじゃ口です。給水所へ来るのは、すでに浄水場でつくられた水道水です。
問2 「ダムにたまっているので、そのまま家に送ればよい」は、この説明に合っていますか。
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合っていません。この道すじでは、川から取り入れた水を浄水場で処理して、水道水にしてから送ります。「ためる」と「水道水にする」は別の役割です。
問3 ダムと給水所は、どんな水をためるところがちがいますか。
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ダムは雨水や雪どけ水などをためます。給水所は浄水場から送られた水道水をためます。「浄水場の前か、後か」を入れて説明できれば、ちがいがはっきりします。
問4 浄水場の仕事を一つ、給水所の仕事を一つ書こう。
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例:浄水場はろ過や消毒で水道水をつくる。給水所はその水をためて、地域へ配る量を調節する。二つを同じ「水をきれいにする場所」としないのがポイントです。
4 施設を調べるときの三つのメモ
見学や地域の水道資料では、1. 施設名、2. 水の道すじのどこにあるか、3. そこで働く人が何をたしかめているか、をメモしましょう。水を使う場面だけでなく、見えないところで水を届ける仕事に目を向けられます。
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