👪 保護者の方へ
第3学年の算数|数の相対的な大きさを知る(万の位と10倍・100倍)
小学3年生のお子さんに、家で「万の位」や「10倍・100倍にすると位がどう動くか」を教える保護者の方へ。お金の模型や位取り表を使って、数のまとまりと相対的な大きさを理解する手順です。

桁数が大きくなると、数字の丸暗記では混乱しやすくなります。「1000が10個集まると1万」「10倍すると位が左に1つ上がる」という十進位取りの仕組みを、具体物を通して体感させましょう。
千円札10枚を束ねて「1万円」に両替する体験
おもちゃの千円札を10枚並べます。
「千円が10枚集まると、いくらになる?」と問いかけ、1枚の「一万円札」と交換します。
「10個集まると次の位(万)へ進む」というルールを目で見て確かめます。
こう聞いてみてください
- 「千円札が5枚なら5000円、10枚ならいくらかな?」
- 「35000円の中に、千円札は何枚入っていると思う?」
- 「10倍にすると、数字のうしろに0がいくつ付くかな?」
位取り表に数字カードを置いて左へスライドさせる
紙に「一万|千|百|十|一」の枠を描き、数字カードを置きます。
「250を10倍するとどうなる?」と聞き、カードを左へ1マス動かして空いた一の位に「0」を置く動きを一緒にやってみます。
こう聞いてみてください
- 「位が左に1つ動いたら、元の数より何倍大きくなったかな?」
- 「逆に10で割ったら、位はどっちに動くと思う?」
つまずきやすいポイントと声かけ
| こんなとき | こう聞いてみる |
|---|---|
| 「3万を10倍したらいくらか」で迷う | 「3万の位が1つ左に進むから、30万になるね」と位取り表のマスを指して見せる |
| 「一万を10個集めた数」がイメージできない | 「1000が10個で1万なら、1万が10個なら10万だね」と規則性の繰り返しに気付かせる |
| 大きな数の読み方でゼロの読み飛ばしが起きる | 「4桁(千・百・十・一)ごとに区切り線を入れてごらん」と万の区切りを教える |
よくある質問
大きな数を苦手にする子にはどんな教具が合いますか?
おもちゃの紙幣(百円玉、千円札、一万円札)や、マス目を書いた位取りシートが視覚的・体感的に理解しやすくおすすめです。
桁数の多い計算をするとき、暗算を急がせるべきですか?
まずは位取り表に書き出したり、0の数を指で数えたりして、確実な仕組みを実感することが大切です。仕組みが定着すれば自然と計算もスムーズになります。
出典
- 文部科学省「小学校学習指導要領(平成29年告示)」算数・数学・第3学年(PDFの72ページ)(公式PDF)
最終確認日:2026年10月14日
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