小学1・2年の音楽|曲想と構造や歌詞の関わりを知る
小学1・2年生のお子さんに、家で曲の雰囲気(曲想)が音楽の仕組みや歌詞とどのように関わっているかを教える保護者の方へ。歌や音楽を聴きながら、曲の感じとリズム・歌詞の結びつきに気付く手順です。

音楽を聴いたり歌ったりするとき、「どんな感じの曲かな?」と曲想を感じ取るだけでなく、音楽の構造や歌詞の情景とどのように関わっているかに気付くことが大切です。身近な音楽を通じて、曲の雰囲気や言葉の様子を楽しく見つけてみましょう。
曲想と音楽の構造との関わり
学習指導要領には「イ 曲想と音楽の構造との関わり,曲想と歌詞の表す情景や気持ちとの関わりについて気付くこと。」と示されています。
曲の速さやリズム、音の高さ、強弱といった音楽の仕組み(構造)が変わると、曲全体の雰囲気(曲想)も明るくなったり落ち着いたり変化します。手拍子や身体の動きを合わせながら、音楽の仕組みと曲の感じのつながりに気付かせてあげましょう。
- 「この曲を聴くと、どんな気持ちになる?元気になる感じかな、それともゆったりした感じかな?」
- 「音が速くなったり強くなったりしたとき、曲の感じはどう変わったかな?」
曲想と歌詞の表す情景や気持ちとの関わり
同じく指導要領では「イ 曲想と音楽の構造との関わり,曲想と歌詞の表す情景や気持ちとの関わりについて気付くこと。」と記されています。
歌の曲想は、歌詞が描く景色や登場人物の気持ちと深く結びついています。歌詞の言葉がどんな情景や気持ちを表しているのかを思い浮かべながら歌ったり聴いたりすることで、より深く音楽の表情を感じ取ることができます。
- 「この歌詞の場所はどんな景色かな?お日さまが出ているかな、雨が降っているかな?」
- 「どんな気持ちでこの言葉を歌っていると思う?」
つまずきやすいポイントと声かけ
| こんなとき | こう聞いてみる |
|---|---|
| 「曲の感じ」を言葉でうまく表現できない | 「楽しい感じかな?それとも静かな感じかな?」と選択肢を出して聞いてみる |
| 速さや強弱の変化になかなか気付けない | 「音が大きくなったところや速くなったところで手をたたいてみよう」と動作で一緒に確かめる |
| 歌詞の意味を意識せずに機械的に歌ってしまう | 「歌詞の言葉にはどんな景色や気持ちが隠れているかな?」と一緒に言葉を読んでみる |
よくある質問
音楽の知識がなくても家で教えられますか?
専門的な用語を使う必要はありません。「どんな感じがする?」「どんな景色が浮かぶ?」と問いかけ、お子さんが感じたことを言葉にするのを手伝ってあげるだけで十分です。
曲想と歌詞の関わりに気付くにはどんな曲が向いていますか?
情景がわかりやすい童謡や文部科学省唱歌など、歌詞に情景や気持ちがはっきりと描かれている親しみやすい楽曲を一緒に聴くのがおすすめです。
出典
- 文部科学省「小学校学習指導要領(平成29年告示)」音楽・第1学年及び第2学年(PDFの117ページ)(公式PDF)
最終確認日:2026年10月15日
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