小学1・2年の生活|公共施設を大切に利用する
小学1・2年生のお子さんに、家や身の回りで公共施設や公共物の大切さや利用の仕方を教える保護者の方へ。公園や図書館などを例に、みんなで使うものの働きや支える人々の存在に気づき、安全に正しく使う気持ちを育てる手順です。

身の回りには、自分ひとりのものだけでなく、みんなで一緒に使う公共物や公共施設がたくさんあります。それらのよさや働きに気づき、施設を支えている人々の存在を知ることで、ルールを守り大切に使おうとする意識を育んでいきましょう。
みんなで使うもののよさと働きに気づく
学習指導要領には次のように示されています。
「(4) 公共物や公共施設を利用する活動を通して,それらのよさを感じたり働きを捉えたりすることができ,身の回りにはみんなで使うものがあることやそれらを支えている人々がいることなどが分かるとともに,それらを大切にし,安全に気を付けて正しく利用しようとする。」
公園の遊具や図書館の本など、身の回りにある「みんなで使うもの」のよさや働きを言葉にしながら、支えてくれる人たちへの感謝につなげていきましょう。
- 「公園の遊具やベンチは、だれが使うものかな?」
- 「図書館の本がきれいに並んでいるのは、どんな人たちがいてくれるからかな?」
安全に気を付けて大切に正しく利用する
「(4) 公共物や公共施設を利用する活動を通して,それらのよさを感じたり働きを捉えたりすることができ,身の回りにはみんなで使うものがあることやそれらを支えている人々がいることなどが分かるとともに,それらを大切にし,安全に気を付けて正しく利用しようとする。」
施設や物は、みんなが気持ちよく安全に過ごせるように工夫されています。約束やルールを守り、自分も周りの人も安全に使えるように声かけを重ねていきましょう。
- 「次に使う人が気持ちよく使うためには、どうやって片付けたらいいかな?」
- 「みんなが安全に遊ぶためには、どんなことに気を付けたらいいと思う?」
つまずきやすいポイントと声かけ
| こんなとき | こう聞いてみる |
|---|---|
| 「自分だけのもの」のように独り占めしてしまう | 「みんなで使うものだから、順番や時間を決めて交代で使おうね」と声をかける |
| 公共のものを乱暴に扱ってしまう | 「壊れたらみんなが使えなくなっちゃうね。大切に使おう」と理由を伝える |
| 走ってはいけない場所などで走ってしまう | 「周りの人も自分も安全に過ごせるように、歩いて移動しようね」と安全の大切さを促す |
よくある質問
公共施設のルールを守る大切さは、どう教えれば伝わりますか?
頭ごなしに禁止するのではなく、「みんなで使う場所だから、お互いに気持ちよく過ごすための約束なんだよ」と理由を添えて話すと納得しやすくなります。
施設を支えている人への関心はどう広げればよいですか?
普段見かける清掃員の方や受付の方の様子に触れ、「いつもきれいに整えてくれている人がいるんだね」と日常の場面で言葉にして見せてあげるのが効果的です。
出典
- 文部科学省「小学校学習指導要領(平成29年告示)」生活・第1学年及び第2学年(PDFの114ページ)(公式PDF)
最終確認日:2026年10月15日
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