👪 保護者の方へ
第1学年の国語|言葉の働きに気付く(名まえのことばと経験の伝え方)
小学1年生のお子さんに、家で言葉の働き(事物の内容を表すこと、経験を伝えること)を教える保護者の方へ。身の回りの物やお散歩の出来事をカードにして、楽しく言葉の力に気付く手順です。

言葉は「身の回りの物に名前があること」と「自分がしたことや見たことを伝えること」の基礎です。文字の書き取りだけでなく、親子で声に出して伝え合う対話から始めましょう。
「名まえあてっこ」で言葉が物を表すことに気付きましょう
家の中にある物(えんぴつ、りんご、つくえ等)を指さしながら、「これには何ていう名前があるかな?」と問いかけます。
言葉があるからこそ、目の前に実物がなくても「りんご」と言えば赤い果物を思い浮かべられることを実感させます。
こう聞いてみてください
- 「お部屋の中にある『まるいもの』の名前を3つ言ってみようか?」
- 「もし『えんぴつ』って名前がなかったら、どうやってお友達にお願いする?」
- 「言葉があるから、離れている人にも何のことか分かるんだね!」
「今日あったこと」を短い文で伝える
公園やお散歩から帰ってきたら、「だれが」「どうした」の簡単な順序で声に出してみましょう。
『きょう、こうえんで、おおきな いぬを みたよ』のように、自分が体験したことを見たことのない家族に言葉で届ける喜びを育てます。
こう聞いてみてください
- 「今日一番楽しかったことは何かな? 最初にお話ししてみて!」
- 「どんな色だった? どんな音がした? 詳しく教えてくれる?」
つまずきやすいポイントと声かけ
| こんなとき | こう聞いてみる |
|---|---|
| 言葉が出てこず「あれ」「これ」ばかり言ってしまう | 「赤いものかな? 長いものかな?」とヒントを出しながら、言いたい物の名前を一緒に探す |
| 出来事を順序立てて話すのが難しい | 「まず公園に行って、そのあと何をした?」と時間を区切って問いかけを重ねる |
| 文字で書くのを嫌がる | 無理に書かせず、まずは口頭でたくさん楽しくお話しすることを最優先にする |
よくある質問
語彙を増やすために家庭でできる一番の工夫は何ですか?
日々の散歩や買い物で、目に入ったものの名前や様子を表す言葉(『ふわふわの雲』『つめたい風』など)を親が声に出して聞かせることです。
子どもの拙い話し方をその都度直すべきですか?
途中で遮って直すと言葉を話す意欲を削いでしまいます。まずは最後まで聞いて『〜だったんだね』と正しい言葉遣いで優しく繰り返してあげましょう。
出典
- 文部科学省「小学校学習指導要領(平成29年告示)」国語・第1学年及び第2学年(PDFの29ページ)(公式PDF)
最終確認日:2026年10月14日
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