👪 保護者の方へ
第1学年の算数|数の構成と表記を理解し使う(個数と順番の数え方)
小学1年生のお子さんに、家で「ぜんぶで何こ(個数)」と「前から何ばんめ(順序)」の違いを教える保護者の方へ。おもちゃやおはじきを並べて、視覚的に楽しく整理する手順です。

算数の基礎となる数は、「集まりの大きさ(基数)」と「位置の順番(序数)」の2つの役割を持っています。ブロックを並べながら体感的に整理しましょう。
おはじきやおもちゃを1列に並べて「なんばんめ」を指さす
車の人形やおはじきを横一列に並べます。
「ぜんぶで何こある?」「前から3ばんめの車はどれ?」と聞き、全体を数えることと、ある1つの位置を指すことの違いを確かめます。
こう聞いてみてください
- 「ぜんぶで何こ並んでいるか、1、2、3と指で数えてみて!」
- 「左から数えて『3ばんめ』の車を指でツンとさしてみよう!」
- 「『3こ』は集めた全部で、『3ばんめ』はここ1台だけの順番だね」
基準の向き「まえから・うしろから」を変えてみる
「前(左)から」だけでなく、「うしろ(右)から数えると何ばんめになる?」と問いかけます。
見方を変えると番号が変わる体験を通して、順番の概念をより深く理解させます。
こう聞いてみてください
- 「後ろから数えると、さっきの赤い丸は何番目になったかな?」
- 「お風呂の階段、下から何段目? 上から何段目?」
つまずきやすいポイントと声かけ
| こんなとき | こう聞いてみる |
|---|---|
| 「3こ」と「3ばんめ」をごちゃ混ぜにしてしまう | 「『3こ』は全部集めた数で、『3ばんめ』はここ1つだけの順番だよ」と指さしながら伝える |
| 数え飛ばしや二度数えをしてしまう | 「数えたものをあっちへ1つずつ動かしてみようか」と指で押さえながら数えさせる |
| 10より大きい数の数え方で迷う | 「10個のグループを1つ作って、残りはいくつかな?」と10のまとまりで見せる |
よくある質問
数の感覚を育てるのに最適なおもちゃは何ですか?
トランプ、サイコロ、おはじき、10玉そろばんなどが最適です。ドット(点の集まり)を見てパッと数が言える練習が役立ちます。
指を使って計算したり数えたりするのはやめさせるべきですか?
小学1年生のうちは具体物や指を使って手応えを得ることが大切です。無理にやめさせず、理解が進むにつれて自然と頭の中でイメージできるよう見守りましょう。
出典
- 文部科学省「小学校学習指導要領(平成29年告示)」算数・数学・第1学年(PDFの66ページ)(公式PDF)
最終確認日:2026年10月14日
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