👪 保護者の方へ
第5学年の国語|敬語を理解し使い慣れる(丁寧語・尊敬語・謙譲語)
小学5年生のお子さんに、家で敬語の基本(丁寧語・尊敬語・謙譲語)を教える保護者の方へ。相手への敬意の向け方や身近なお店屋さんごっこを通して、自然に使い慣れる手順です。

敬語は単なる暗記ルールではなく、相手との立場や関係に応じた「思いやりの距離感」を表す言葉です。誰の行動を高めるのか、自分を一歩下げるのかという視点の違いを整理しましょう。
「だれの行動か」で分ける3つの敬語
「先生が言う」「自分が言う」の主語に注目します。
相手の行動を高める「尊敬語(おっしゃる)」と、自分の行動をへりくだる「謙譲語(申し上げる)」、誰に対しても丁寧に話す「丁寧語(言います)」の3つを矢印で整理します。
こう聞いてみてください
- 「先生が『食べる』ときは尊敬語で何て言うかな? 召し上がる、だね!」
- 「自分が先生に『あげる』ときは謙譲語だから、差し上げる、になるね」
- 「相手を敬う気持ちが、言葉の形になって表れているんだね!」
お店屋さんや電話の受け答えでロールプレイをする
電話を取り次ぐ場面や、お店の店員さんになりきって会話してみます。
「母は今、外出しております」「少々お待ちください」など、生活の中の実践を通して自然な言い回しを身につけます。
こう聞いてみてください
- 「先生から電話がかかってきたとき、お母さんのことは『母』って言うんだよ」
- 「今の言い方、とても丁寧で気持ちが伝わってきたよ!」
つまずきやすいポイントと声かけ
| こんなとき | こう聞いてみる |
|---|---|
| 自分の行動に尊敬語を使ってしまう(「私が召し上がる」) | 「それは相手の先生の動きを高める言葉だから、自分には使わないよ」と主語を確かめさせる |
| 「おっしゃられる」など二重敬語になる | 「『おっしゃる』だけで十分立派な敬語だから、重ねなくて大丈夫だよ」と教える |
| 敬語を使うと緊張して話せなくなる | 「まずは『です・ます』の丁寧語が笑顔で言えれば100点だよ」と安心させる |
よくある質問
日常生活で親に対して敬語を使わせるべきですか?
家庭内では自然な親子の会話で構いません。外の人や先生、近所の方と接する機会に少しずつ「大人の丁寧な話し方」を意識させていくのが自然です。
尊敬語と謙譲語の対応表は丸暗記が必要ですか?
まずは「行く・来る・食べる・言う」などの代表的な動詞から使い、表を横に置いて確認しながら少しずつ慣れていくのが効果的です。
出典
- 文部科学省「小学校学習指導要領(平成29年告示)」国語・第5学年及び第6学年(PDFの36ページ)(公式PDF)
最終確認日:2026年10月14日
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