👪 保護者の方へ
第1学年の理科(第2分野)|火山の活動と火成岩の成り立ち・鉱物の特徴
中学1年生のお子さんに、家で「火山の形とマグマの性質、火成岩(火山岩・深成岩)の組織の違い」を教える保護者の方へ。

家庭で無理なくつかむ考え方と基本のねらい
「マグマの粘り気による火山の形の違い(ドーム状・成層火山・盾状火山)」と、「冷え固まるスピードによる岩石の粒の育ち方(斑状組織・等粒状組織)」を写真や模型で比較します。
こう聞いてみてください
- 「ドロドロのマグマとサラサラのマグマ、山を作るとどっちが高く盛り上がるかな?」
- 「粘り気が強いと、昭和新山みたいにドーム型にこんもり盛り上がるんだよ」
粘り気比較実験と岩石標本ルーペ観察で冷え固まり方の違いを体感する
家庭で役立つ工夫:火成岩標本(花こう岩・玄武岩など)・ルーペ・歯磨き粉と水(粘り気実験)
粘り気のある歯磨き粉とサラサラの水を台の上に押し出し、盛り上がり方の違いから火山の傾斜(昭和新山とマウナロア)の成因を確かめます。
急冷(地表近く=火山岩)とゆっくり冷却(地下深く=深成岩)の結晶の大きさ
こう聞いてみてください
- 「花こう岩をお墓やキッチンの石板で見たことあるかな?白や黒の大きな粒がぎっしり詰まっているね」
- 「地下深くで何万年もかけてじっくり冷えたから、結晶が大きく育ったんだよ(等粒状組織)」
よくあるつまずきと家庭でのサポート
| お子さんがつまずきやすい点 | 家庭での具体的な声かけ・支援 |
|---|---|
| 火山岩と深成岩の岩石名(安山岩・玄武岩・流紋岩・花こう岩・閃緑岩・斑れい岩)が覚えられない | 「流紋・安山・玄武/花こう・閃緑・斑れい」の語呂合わせ表を色(白っぽい〜黒っぽい)とセットで整理します |
| 斑晶と石基の役割を取り違える | 「斑晶は地下で先に大きく育った結晶、石基は地表で一気に固まった細かなすき間だよ」と説明します |
| 無色鉱物(セキエイ・チョウ石)と有色鉱物(クロウンモ・カクセン石・キセキ・カンラン石)の分類が曖昧 | 「白〜透明なのが無色鉱物、鉄やマグネシウムを含んで黒〜緑っぽいのが有色鉱物だよ」と色で大別させます |
よくある質問
地震の初期微動継続時間(P波・S波)の計算でつまずきます。
「P波(速い・初期微動)とS波(遅い・主要動)の到着時刻の差(初期微動継続時間)は、震源からの距離に比例する」という関係をグラフで確かめさせると直感的に解けます。
火山灰や軽石はどこで観察できますか?
園芸用の「鹿沼土」や「軽石」をお椀に入れて水洗いすると、きれいな鉱物の粒(チョウ石やクロウンモなど)を家庭のルーペで手軽に観察できます。
出典
- 文部科学省「中学校学習指導要領(平成29年告示)」理科・第1学年(第2分野)(PDFの91ページ)(公式PDF)
最終確認日:2026年10月14日
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