👪 保護者の方へ
第3学年の理科|物と重さの関係を調べる(形を変えても変わらない重さ)
小学3年生のお子さんに、家で「物は形が変わっても重さは変わらないこと」を教える保護者の方へ。キッチンスケールや油粘土を使って、予想を立てながら楽しく確かめる実験手順です。

子どもは「ペちゃんこに潰した方が重そう」「細長く伸ばすと軽くなりそう」と見た目の印象に左右されがちです。家庭にあるデジタルはかりで実際に測り、形が変わっても重さが不変であることを確かめましょう。
粘土を丸める・伸ばす・ちぎって重さを測る
油粘土のかたまりを用意し、キッチンスケールに載せて重さ(例:100g)を測ります。
「この粘土を細長〜いヘビに伸ばしたら、重さはどうなると思う?」と予想を聞いてから、もう一度測ります。
こう聞いてみてください
- 「ぺったんこに潰したら、重さは増えるかな? 減るかな?」
- 「4つにバラバラにちぎってお皿に乗せたら、はかりの数字はどうなる?」
- 「どんな形に変えても、数字がぴったり同じだね! 不思議だね!」
アルミホイルを「広げたとき」と「丸めたとき」で比べる
同じ大きさのアルミホイルを2枚用意します。
1枚はそのまま広げ、もう1枚はギュッと固く丸めて小さな玉にします。
見た目の大きさが全く違っても、同じ重さであることを確かめます。
こう聞いてみてください
- 「こんなに小さく丸めたのに、広げたホイルと同じ重さなのはなぜだと思う?」
- 「物がどこにも逃げていなければ、形が変わっても重さは同じなんだね」
つまずきやすいポイントと声かけ
| こんなとき | こう聞いてみる |
|---|---|
| 「潰した方が下に押すから重い」と思い込む | 「はかりの上に置いて確かめてみようか」と先入観を否定せず実験で確かめさせる |
| ちぎった粘土の一部を落として数値がずれる | 「粘土のかけらが机に残っていないかな?」と材料が減っていないか一緒に探す |
| 体積が大きい=重いと錯覚してしまう | アルミホイルの実験を通して「見た目の大きさと重さは別なんだね」と体感させる |
よくある質問
実験に使うはかりはどんなものが適していますか?
家庭用の1g単位で測れるデジタルキッチンスケールで十分です。目盛りの針を読むタイプより、数字が大きく表示されるデジタル式が子どもにも分かりやすいです。
砂糖や塩を水に溶かした場合も重さは変わりませんか?
水に溶けて見えなくなっても、水と溶かした物の重さを合わせた全体の重さは変わりません。これも驚きのある発展的な家庭実験としておすすめです。
出典
- 文部科学省「小学校学習指導要領(平成29年告示)」理科・第3学年(PDFの96ページ)(公式PDF)
最終確認日:2026年10月14日
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