👪 保護者の方へ
小学5・6年の道徳|自由を尊び自律と責任を持つ
小学5・6年生のお子さんに、家で「自由と責任」の意味や「自律的な判断と行動」について語り合う保護者の方へ。自分の意思で選び、その結果を受け止める姿勢を身に付けるための対話の進め方です。

高学年になると、日々の行動や判断を自分自身で行う場面が増えていきます。「自由」とは好き勝手に振る舞うことではなく、自ら考えて判断し、その行動に最後まで責任を持つことと表裏一体です。家庭での対話を通して、自律的な判断力と責任感を育てましょう。
「〔第5学年及び第6学年〕 自由を大切にし,自律的に判断し,責任のある行動をすること。」の前半:自由と自律的な判断
学習指導要領には「〔第5学年及び第6学年〕 自由を大切にし,自律的に判断し,責任のある行動をすること。」と示されています。
前半の「自由を大切にし,自律的に判断し」とは、周りに流されたり他人のせいにしたりするのではなく、自分でしっかりと善悪や状況を見極めて判断することを意味します。
こう聞いてみてください
- 「自由に行動していいよって言われたとき、どうしてその順番で進めようと考えたのかな?」
- 「周りのみんながそうしているからではなく、自分はどうするのが正しいと思った?」
「〔第5学年及び第6学年〕 自由を大切にし,自律的に判断し,責任のある行動をすること。」の後半:判断に伴う責任のある行動
後半の「責任のある行動をすること。」とは、自分で選んで行った行動の結果をしっかりと引き受け、他者や周囲への影響にも配慮しながら最後までやり遂げることです。
自由であることと責任を持つことは常にセットであり、自分で決めたことだからこそ、その責任も自ら背負う意識を育みます。
こう聞いてみてください
- 「自分で決めてやってみた結果について、今はどんなふうに振り返っているかな?」
- 「自分の自由を行動にうつすとき、周りの人たちにはどんな影響があるか考えられたかな?」
つまずきやすいポイントと声かけ
| こんなとき | こう聞いてみる |
|---|---|
| 「自由なんだから何をしてもいい」と身勝手に振る舞ってしまう | 「自由に行動することと、好き勝手にすることは何が違うかな?」と問いかけて考えを深める |
| うまくいかなかったときに「友達に言われたから」と他人のせいにする | 「最後にそれをやると決めたのは誰だったかな?」と自律的な判断に立ち返らせる |
| 失敗を恐れて「お父さん・お母さんが決めて」と判断を任せようとする | 「あなたはどうしたい? 自分で決めたことなら、どんな結果になっても一緒に受け止めるよ」と背中を押す |
よくある質問
「責任」という言葉を小学生にわかりやすく伝えるにはどう話せばよいですか?
「自分で決めたことの結果を、人のせいにしないで自分で最後まで引き受けること」と言い換えて伝えると理解しやすくなります。
子どもの判断に任せて失敗しそうなときは、口出ししてもよいでしょうか?
危険がない範囲であれば、あえて子ども自身の判断で見守り、その結果を振り返らせることで「自律と責任」を実感する貴重な学びになります。
出典
- 文部科学省「小学校学習指導要領(平成29年告示)」道徳・第5学年及び第6学年(PDFの166ページ)(公式PDF)
最終確認日:2026年10月15日
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