小学1・2年の図画工作|表したいことを見つけ表現を考える
小学1・2年生のお子さんに、家で絵や工作の表したいことを見つけたり、どのように表すか考えたりするのを支える保護者の方へ。感じたことや想像したことから、好きな形や色を選んで表現を工夫する手順です。

小学校低学年の図画工作では、子ども自身が感じたことや想像したことをもとに「何を表したいか」を見つけ、形や色を工夫しながら表現することが大切にされています。大人が正解を決めて指示するのではなく、お子さん自身の「好き」や「やってみたい」を引き出しながら、楽しくつくる過程を応援しましょう。
感じたことや想像したことから「表したいこと」を見付ける
学習指導要領には、「イ 絵や立体,工作に表す活動を通して,感じたこと,想像したことから,表したいことを見付けることや,好きな形や色を選んだり,いろいろな形や色を考えたりしながら,どのように表すかについて考えること。」と示されています。
まずは身の回りのものを見て感じたことや、頭の中で思い浮かべた楽しい想像から、お子さんが「これを作ってみたい」「これを描いてみたい」と思えるきっかけを見つけます。
- 「今日見たことや遊んだことの中で、いちばん面白かったのはどんなことかな?」
- 「もし魔法が使えたら、どんな世界に行ってみたいか思い浮かべてみようか?」
好きな形や色を選んで「どのように表すか」を考える
学習指導要領には、「イ 絵や立体,工作に表す活動を通して,感じたこと,想像したことから,表したいことを見付けることや,好きな形や色を選んだり,いろいろな形や色を考えたりしながら,どのように表すかについて考えること。」と示されています。
表したいことが決まったら、自分の好きな形や色を選んだり、「どんな形にしようかな」「何色を塗ろうかな」といろいろな形や色を試したりしながら、自分なりの表現方法をじっくり考えていきます。
- 「この絵には、どんな形や色を使ってみると自分の気持ちにぴったりかな?」
- 「ここを丸い形にしたり、好きな色を塗ったりすると、どんなふうに見えるかな?」
つまずきやすいポイントと声かけ
| こんなとき | こう聞いてみる |
|---|---|
| 「何を描けばいいか分からない」と手が止まってしまう | 「最近うれしかったことや、楽しかったことって何があるかな?」と、感じたことや思い出を一緒に振り返ってみる |
| 使いたい色や形がなかなか決まらない | 「まずは一番好きな色や形をひとつ選んで置いてみようか?」と、好きなものから選ぶよう促してみる |
| 「上手に描けない・作れない」と気にしてしまう | 「本物そっくりじゃなくて大丈夫だよ。工夫した形や選んだ色がとても素敵だね」と、自分なりに考えた工夫を認める |
よくある質問
子どもが見本通りの色や形にしたがらないときは、直したほうがよいですか?
直す必要はありません。好きな形や色を選んだり、いろいろな形や色を考えたりして自分なりに表すこと自体が大切な学びです。
「もっとこうしたら?」と大人がアドバイスしすぎてしまいます。
大人がやり方を決めるのではなく、「どうしてこの色を選んだの?」「次はどんな形にしてみる?」と問いかけ、お子さん自身が考えるのを支えましょう。
出典
- 文部科学省「小学校学習指導要領(平成29年告示)」図工・美術・第1学年及び第2学年(PDFの131ページ)(公式PDF)
最終確認日:2026年10月15日
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