中学1年の国語|品詞と指示接続語を学ぶ
中学1年生のお子さんに、家で「単語の類別(品詞)」と「指示する語句・接続する語句の役割」を教える保護者の方へ。言葉の性質やつながりを整理し、文章を正確に読み書きする力を家庭で育む手順です。

中学校の国語では、言葉を役割や性質ごとに分類する「単語の類別」を体系的に学びます。さらに、「これ・それ」などの指示する語句や、「しかし・だから」などの接続する語句が文章中でどのような働きをしているかを理解することで、論理的に読み解き表現する基礎を固めましょう。
「エ 単語の類別について理解するとともに,指示する語句と接続する語句の役割について理解を深めること。」
言葉は性質や働きの違いによって、名詞・動詞・形容詞などのグループ(品詞)に類別できます。
自立語と付属語の違いや、文の中で形が変わるもの(活用があるもの)と変わらないものを整理して捉えることが、言葉の仕組みを理解する第一歩です。
- 「『走る』と『美しい』は、言い切りの形や形が変わる様子がどう違うかな?」
- 「単語だけで意味がわかる言葉と、他の言葉にくっつかないと使えない言葉に分けてみようか。」
文と文をつなぎ、前後の内容を指し示す役割
学習指導要領にある「エ 単語の類別について理解するとともに,指示する語句と接続する語句の役割について理解を深めること。」では、指示する語句と接続する語句の役割も重視されています。
「これ」「それ」「あの」などの指示する語句が何を指しているか、また「しかし」「だから」などの接続する語句が前後の文をどのような関係(順接・逆接など)で結んでいるかを捉えることで、文章全体の論理的な骨組みが明確になります。
- 「この文に出てくる『それ』って、具体的には前の文のどの言葉を指しているかな?」
- 「『しかし』が入っているから、前と後ろでどんな反対の内容が書かれているか比べてみよう。」
つまずきやすいポイントと声かけ
| こんなとき | こう聞いてみる |
|---|---|
| 品詞の分類(活用のあるなしや自立語・付属語)で迷ってしまう | 「一度文を文節に区切ってから、単語に分けてみよう。それだけで意味が通じるかな?」と順を追って確認する |
| 指示する語句が何を指しているのか範囲を見失ってしまう | 「指している言葉を当てはめて文を読み直してみよう。意味が自然に通じるかな?」と確かめさせる |
| 接続する語句の使い分け(順接・逆接・説明など)があいまいになる | 「前と後ろの文は『理由と結果』かな? それとも『反対のこと』を言っているかな?」と関係性を問いかける |
よくある質問
品詞の名称を丸暗記させる必要がありますか?
名称の暗記にとどまらず、言葉の性質や働きの違い(形が変わるか、単独で意味が通るかなど)を文の中で実際に確認しながら理解を深めることが大切です。
指示する語句の内容を捉える練習はどのように進めればよいですか?
教科書の文章を声に出して読みながら、「この『これ』は何のこと?」と指している語句を探し、実際にその部分を置き換えて意味が通るかを確かめる習慣をつけると効果的です。
出典
- 文部科学省「中学校学習指導要領(平成29年告示)」国語・第1学年(PDFの32ページ)(公式PDF)
最終確認日:2026年10月15日
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