👪 保護者の方へ
第6学年の国語|話し言葉と書き言葉を比べる(場面に応じた使い分け)
小学6年生のお子さんに、家で「話し言葉」と「書き言葉」の違いを教える保護者の方へ。友達同士のおしゃべりや手紙、報告文の違いを通して、場面に応じた適切な言葉遣いを身に付ける手順です。

その場の表情や声の調子で伝える「話し言葉」と、時間や場所が離れた相手にも正確に伝える「書き言葉」には、それぞれ異なる特徴と役割があります。伝える相手や目的に合わせて使い分ける力を育てましょう。
その場の会話と文章表現の違いを比べる
普段の会話では「きのうさ、すごく面白くて!」のように省略や親しみのある表現を使います。
一方、文章にするときは「きのう、大変興味深いことがありました」のように、主語と述語を整え、誰が読んでも意味が伝わるように書きます。
こう聞いてみてください
- 「友達とおしゃべりするときと、校長先生にお手紙を書くとき、言葉はどう変わるかな?」
- 「『〜じゃん』は話すときには通じるけれど、文章に書くときはどう言い換えると伝わりやすいかな?」
日常のメモや日記で言葉を「書き言葉」に変換してみる
お子さんが話してくれた出来事を一言メモし、「これを報告文や新聞記事にするとしたらどう書く?」と投げかけてみます。
口頭の表現を「しかし」「したがって」「大変〜でした」といった書き言葉に変換する練習を重ねると、表現の幅が広がります。
こう聞いてみてください
- 「『いっぱい食べた』を、もう少し改まった書き言葉にすると何て言えるかな?」
- 「声に出して読んでみて、文章としてすっきり整っているか確かめてみよう!」
つまずきやすいポイントと声かけ
| こんなとき | こう聞いてみる |
|---|---|
| 作文に「〜でさ」「〜だけど」などの話し言葉がそのまま混ざる | 「声に出して一度読んでみよう。『〜でしたが』や『〜のため』に変えると、もっと引き締まるよ」と具体例を示す |
| 書き言葉を意識しすぎて文章が堅苦しくなり、書けなくなる | 「最初は話し言葉のメモでいいよ! 書きたいことを並べてから、言葉を整えていこう」と励ます |
| 会話文と地の文の境界が曖昧になる | 「実際に声に出した言葉にはカギかっこ『 』をつけて、前後の説明と区別してみよう」とアドバイスする |
よくある質問
メールやメッセージアプリの文は、話し言葉と書き言葉のどちらですか?
用件を手短に伝えるメッセージは話し言葉に近い親しみやすい表現が使われることが多いですが、相手や内容に応じて失礼のない丁寧な表現を選ぶ配慮も必要です。
読書感想文や日記も、すべて硬い書き言葉で統一すべきですか?
自分の気持ちや感動を生き生きと伝える場面では、適度に会話文を取り入れたり素直な言葉を用いたりするのも効果的です。全体の地の文を整えた上で工夫しましょう。
出典
- 文部科学省「小学校学習指導要領(平成29年告示)」国語・第5学年及び第6学年(PDFの36ページ)(公式PDF)
最終確認日:2026年10月14日
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