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四十六

東 海 道 ・ 白 須 賀 宿

さかのぼると、遠州灘えんしゅうなだがひらけます。遠江国とおとうみのくにの、いちばん西にし宿場しゅくばです。

いまのことば

白須賀しらすかは東海道の三十二番目の宿場。
広重のだいは「汐見阪図しおみざかず」。

坂の上でひらける海

潮見坂しおみざかは、東海道とうかいどううみおおきくわたせる場所ばしょひとです。由比薩埵峠さったとうげ富士ふじ、こちらは遠州灘えんしゅうなださかのぼりきった瞬間しゅんかん視界しかいがひらける、という体験たいけん) ——国語こくご田子たごうらの「打出うちいでてみれば」とおなじです。

白須賀しらすかは、もとはうみちか低地ていちにありました。それが津波つなみ被害ひがいけて、さかうえうつります。吉原高潮たかしお内陸ないりくうつったのとおな東海道とうかいどう宿場しゅくばは、災害さいがいのたびに場所ばしょえてきました

ここは遠江国とおとうみのくにもっと西にし、いまの静岡県しずおかけんもっと西にし宿場町しゅくばまちです。次の二川からは三河国みかわのくに保土ヶ谷かぞえた「とおくに」の、いつさかい) えます。

考えてみよう

答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。

豆知識——白須賀しらすか西にし加宿かしゅく境宿さかいじゅくられていた柏餅かしわもちは、白須賀しらすか宿しゅく名物めいぶつとして有名ゆうめいでした宿場しゅくば名物めいぶつは、かならずしもその宿場しゅくばだけのものではありません
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