👪 保護者の方へ
小学3年の社会|地域と市の特徴を考え説明する
小学3年生のお子さんに、家で「身近な地域や市の様子」の調べ方とまとめ方を教える保護者の方へ。地形や土地利用、交通や公共施設などの着目点を使って、場所による違いを捉えて表現する手順です。

小学校3年生から新しく始まる社会科では、自分たちが暮らす身近な地域や市全体へと目を向けていきます。地形や土地の使われ方、道路や鉄道、公共施設などの位置に着目しながら、地域ごとの特徴や違いを見つけて言葉や地図にまとめてみましょう。
「(ア) 都道府県内における市の位置,市の地形や土地利用,交通の広がり,市役所など主な公共施設の場所と働き,古くから残る建造物の分布などに着目して,身近な地域や市の様子を捉え,場所による違いを考え,表現すること。」(前半:位置・地形・土地利用)
まずは都道府県の中で自分たちの市がどこにあるのかを確かめ、山や川などの地形、田畑や住宅・商店がどこに広がっているのかという土地利用に着目します。
市全体の白地図や地図帳を広げて、土地の高さや使われ方の違いを色分けなどで整理していくと、場所ごとの特徴がよく分かります。
こう聞いてみてください
- 「県全体の地図の中で、私たちの市はどの方角(北や南など)にあるかな?」
- 「私たちの家のまわりと、駅のまわりや山・川の近くとでは、土地の使われ方(田畑や建物)にどんな違いがあるかな?」
「(ア) 都道府県内における市の位置,市の地形や土地利用,交通の広がり,市役所など主な公共施設の場所と働き,古くから残る建造物の分布などに着目して,身近な地域や市の様子を捉え,場所による違いを考え,表現すること。」(後半:交通・公共施設・古い建造物)
次に、鉄道や主な道路などの交通の広がり、市役所・学校・図書館などの公共施設の場所と働き、古くから残るお寺や神社・建造物の分布に注目します。
これらがどこに集まり、どのように配置されているかを調べることで、地域の生活の便利さや歴史的な背景による場所ごとの違いを考え、言葉や図でまとめることができます。
こう聞いてみてください
- 「市役所や大きな図書館は、市のどのあたりにあって、どんな働きをしているのかな?」
- 「駅や大きな道路のまわりにはどんな建物が多くて、古くからあるお寺や神社はどのあたりに残っているかな?」
つまずきやすいポイントと声かけ
| こんなとき | こう聞いてみる |
|---|---|
| 地図を見ても何に注目して探せばよいか分からない | 「まずは『山や川』『駅や線路』『市役所』など、目印になるものを1つ決めて地図の中で探してみよう」と視点を1つに絞らせる |
| 場所ごとの違いをどう比べたらよいか思いつかない | 「駅の近く並んでいる建物と、山や川の近くにある風景を思い浮かべて、どんなところが違うか比べてみよう」と対比を促す |
| 調べたことを言葉や文章でどう表現すればよいか迷う | 「『〇〇の近くには〜が多い』『△△のほうへ行くと〜が広がる』のように、見つけた場所と特徴をつなげて文にしてみよう」と型を伝える |
よくある質問
自宅で市や地域の様子を調べるとき、どんな資料を用意するとよいですか?
学校で配られる副読本の地域地図や、市役所・ウェブサイト等で手に入る市全体の白地図、道路や公共施設が載った案内マップなどを用意すると、位置関係を視覚的に確かめやすくなります。
「公共施設の働き」はどのように確認すればよいですか?
市役所は市全体の暮らしを支える仕事、図書館は本を借りて学ぶ場、消防署は火事や救急から町を守る場など、施設ごとに市民の生活にどう役立っているかを具体例と結びつけて確認すると理解が深まります。
出典
- 文部科学省「小学校学習指導要領(平成29年告示)」社会・第3学年(PDFの48ページ)(公式PDF)
最終確認日:2026年10月15日
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