小学3年の社会|地域の生産と販売を調べてつかむ
小学3年生のお子さんに、家で地域の「生産」と「販売」の仕事の関わりや調べ方を教える保護者の方へ。身近な買い物や見学の体験と結び付けながら、地域の人々の工夫を白地図にまとめる手順です。

小学3年生の社会科では、自分たちが暮らす地域社会へと視野を広げていきます。スーパーマーケットや工場、農家などの仕事が人々の生活とどう結び付いているのかを捉え、見学や資料で調べたことを白地図などに整理していきましょう。
地域とつながる生産と消費者の願いに応える販売の工夫
指導要領では、生産と販売の仕事について次のように示されています。
「(ア) 生産の仕事は,地域の人々の生活と密接な関わりをもって行われていることを理解すること。」
「(イ) 販売の仕事は,消費者の多様な願いを踏まえ売り上げを高めるよう,工夫して行われていることを理解すること。」
農家や工場などの生産の仕事は地域の人々の生活を支え、スーパーマーケットなどの販売の仕事はお客さんの願い(新鮮なものがほしい、安く買いたいなど)に合わせて並べ方や品ぞろえを工夫しています。
- 「スーパーの野菜売り場に『地元でとれた野菜』コーナーがあるのはどうしてかな?」
- 「お店の人が売り上げを伸ばすために、どんな並べ方やお知らせの工夫をしているか探してみようか?」
見学や資料で調べたことを白地図に整理する
指導要領では、調べたことのまとめ方について次のように示されています。
「(ウ) 見学・調査したり地図などの資料で調べたりして,白地図などにまとめること。」
実際にお店や施設を見学したり、チラシや地図などの資料を活用したりして集めた情報を、白地図の上に書き込んで位置や広がりを確かめましょう。
- 「今日行ったスーパーは、おうちから見てどの方向にあるかな? 白地図で探してみよう」
- 「見学や買い物で見つけたお店の工夫を、白地図のその場所の横にメモしてみようか」
つまずきやすいポイントと声かけ
| こんなとき | こう聞いてみる |
|---|---|
| 「生産」と「販売」の言葉の違いがピンとこない | 「ものを作っている(生産)ところと、それを売っている(販売)ところを分けて考えてみよう」と具体例で整理する |
| お店の工夫が思い浮かばない | 「自分がお客さんだったら、どんな売り場だと買いやすいかな?」と買い手の気持ちから考えさせる |
| 白地図のどこに何を書けばよいか迷ってしまう | 「まず駅や自宅など知っている場所を見つけて、そこから近い順にしるしをつけていこうね」と目印を決めて案内する |
よくある質問
普段の買い物を見学や調べ学習に生かすにはどうすればよいですか?
入り口付近に何が置かれているかや、値札・ポップの表示などに注目しながら親子で会話をすると、販売の工夫に気付きやすくなります。
白地図へのまとめが苦手な場合はどう手助けすればよいですか?
最初から細かい地図を使うのではなく、よく知っている主要な道路や建物を基準にして、見つけた場所をシールや色分けで記録していくと取り組みやすくなります。
出典
- 文部科学省「小学校学習指導要領(平成29年告示)」社会・第3学年(PDFの48ページ)(公式PDF)
最終確認日:2026年10月15日
答えのページやPDF、音声・ゲームは、無料の寺子屋会員が使えます(メールアドレスだけで登録・パスワードなし)。無料登録はこちら。
