👪 保護者の方へ
第3学年の社会(公民的分野)|地方自治の本旨と住民参加・地方分権の歩み
中学3年生のお子さんに、家で「地方自治(住民自治と団体自治)、首長と議会、直接請求権」を教える保護者の方へ。

地方自治の本旨と住民参加の仕組みを家庭でたどる視点
「地方自治は民主主義の学校である(ブライス)」という言葉を手掛かりに、自分たちの住む街の課題(公園づくりやゴミ分別など)を住民自らの手で解決する仕組みを学びます。
こう聞いてみてください
- 「国の政治(総理大臣)は国会が選ぶけれど、市役所の市長さんは誰が選ぶのかな?」
- 「私たち住民が直接投票で選ぶんだよ。議員さんも直接選ぶから『二元代表制』と呼ぶんだね」
身近な自治体広報紙と直接請求カードで住民参加のルートをたどる
家庭で役立つ工夫:市区町村の広報紙・地方自治の仕組み図・直接請求権カード
身近な広報紙を見て、市長(区長)と市議会(区議会)の役割や、住民投票・署名活動(直接請求権)の条件を確認します。
住民自治(住民自らの決定)と団体自治(国からの独立)の2本柱
こう聞いてみてください
- 「もし市長や議員の仕事に不満があったら、辞めさせる請求(リコール)ができるんだ」
- 「自分たちの街のルール(条例)を作るよう署名を集めて求める直接請求権もあるよ」
よくあるつまずきと家庭でのサポート
| お子さんがつまずきやすい点 | 家庭での具体的な声かけ・支援 |
|---|---|
| 直接請求権の署名数(有権者の50分の1と3分の1)の区別が曖昧になる | 「条例の制定や監査請求は意見だから少なめの『50分の1』、首長や議員の解職(リコール)は重い処分だから多めの『3分の1』だよ」と納得させます |
| 地方財政の自主財源(地方税)と依存財源(地方交付税交付金・国庫支出金)の混同 | 「自分たちで集めた税金が自主財源、国から回してもらうお金が依存財源だよ」と説明します |
| 地方交付税(使い道自由)と国庫支出金(使い道指定の補助金)の違いを見落とす | 「格差是正で自由に使えるのが交付税、特定の公共工事などに国から紐付きで出るのが国庫支出金だよ」と区別します |
よくある質問
ふるさと納税は地方自治とどう関係していますか?
自分が応援したい自治体に寄付を行い、地域の特産品を受け取ったり使い道を指定したりできる制度で、都市と地方の税収格差や地域活性化の観点で注目されています。
オンブズパーソン(市民オンブズマン)制度とは?
市民の立場から行政の仕事が適正に行われているかを監視し、苦情を受け付けて改善を求める中立的な機関です。
出典
- 文部科学省「中学校学習指導要領(平成29年告示)」社会・第3学年(公民的分野)(PDFの62ページ)(公式PDF)
最終確認日:2026年10月14日
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