👪 保護者の方へ
第1学年の理科(第1分野)|身の回りの物質の性質を有機物・金属の視点で見分ける
中学1年生のお子さんに、家で「身近な物質の区別(有機物と無機物、金属と非金属の性質)」を教える保護者の方へ。

家庭で無理なくつかむ考え方と基本のねらい
台所や日用品にあるスプーン、砂糖、食塩、プラスチックなどを手掛かりに、「燃やしたとき」「電気を通すか」「磁石につくか」といった分類の視点を整理します。
こう聞いてみてください
- 「アルミホイルと10円玉、スプーンに豆電球テスターを当ててみよう。明かりはつくかな?」
- 「プラスチックのスプーンにはつかないね。これが金属とそれ以外の大きな違いだよ」
身近な日用品テスターで金属と有機物の特徴を実験する
家庭で役立つ工夫:乾電池・豆電球テスター・磁石・角砂糖と食塩の小皿
アルミホイルや鉄クリップ、スプーンにテスターを当てて豆電球がつくか試し、金属特有の共通性質(電気を通す・特有の光沢・延びる)を確かめます。
加熱による炭化(二酸化炭素の発生)と金属の共通性質で見分ける
こう聞いてみてください
- 「お砂糖を焦がすと黒い炭になって煙が出るよね。炭素を含んでいるものを『有機物』と呼ぶんだ」
- 「食塩はいくら熱しても黒くならないね。食塩は炭素を含まない『無機物』なんだよ」
よくあるつまずきと家庭でのサポート
| お子さんがつまずきやすい点 | 家庭での具体的な声かけ・支援 |
|---|---|
| すべての金属が磁石につくと勘違いしてしまう | 「磁石をアルミ缶や10円玉(銅)に近づけてみて。つかないよね!磁石につくのは鉄など一部だけだよ」と体験させます |
| プラスチックを有機物ではない(人工物だから無機物)と思い込む | 「石油から作られたプラスチックも炭素を含んでいて燃えると黒焦げになる有機物だよ」と伝えます |
| 二酸化炭素が発生することの確認方法を忘れてしまう | 「集気びんに石灰水を入れて白く濁るかどうかで確かめるんだよ」と基本操作を復習します |
よくある質問
密度を使って物質を見分ける計算が苦手なようです。
「密度=質量(g)÷ 体積(cm³)」です。「1cm³あたりの重さ」というイメージを持たせ、水に浮くか沈むかの基準(水は1.0 g/cm³)と結びつけると理解しやすいです。
金属光沢を家庭で観察するにはどうすればよいですか?
くすんだ10円玉やアルミ箔の表面をスチールウールや消しゴムで軽くこすると、特有のピカッとした輝きが現れる様子を観察できます。
出典
- 文部科学省「中学校学習指導要領(平成29年告示)」理科・第1学年(第1分野)(PDFの81ページ)(公式PDF)
最終確認日:2026年10月14日
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