👪 保護者の方へ
第6学年の算数|分数の掛け算と割り算を理解し使う(分数の乗法と除法)
小学6年生のお子さんに、家で分数の掛け算・割り算の計算方法と仕組みを教える保護者の方へ。面積図や数直線を使って「なぜ逆数を掛けるのか」を納得しながら身に付ける手順です。

分数の掛け算は「分子どうし・分母どうしを掛ける」、割り算は「割る数を逆数(ひっくり返した数)にして掛ける」というルールがあります。ただ計算手順を暗記するだけでなく、仕組みを整理して計算ミスを防ぎましょう。
計算の基本ルールと途中の約分
分数の掛け算は、分母どうし・分子どうしを掛け合わせます。
大きな数になってから約分するよりも、計算の途中でナナメに約分できる数字を見つけると、計算が格段に速く正確になります。
こう聞いてみてください
- 「掛ける前に、分子と分母で同じ数で割れるペアはあるかな?」
- 「途中で約分しておくと、計算する数字が小さくなってミスが減るね!」
「なぜ割り算は逆数を掛けるのか」を確かめる
例えば「2/3dLで4/5m²ぬれるペンキ」があるとき、1dLあたりを求めるには「4/5 ÷ 2/3」となります。
1dLにするには、まず3倍して2dL分を求め、それを2で割れば1dL分になります。つまり「× 3 ÷ 2」=「× 3/2」となり、分母と分子をひっくり返して掛けることと同じになります。
こう聞いてみてください
- 「÷ の後ろにある分数をくるっとひっくり返して、× に変えるんだね」
- 「1あたりの量を求めるときに、逆数を掛ける仕組みになっているんだよ」
つまずきやすいポイントと声かけ
| こんなとき | こう聞いてみる |
|---|---|
| 割る数ではなく「割られる数(前側の数)」をひっくり返してしまう | 「『÷ のすぐ後ろにある数』だけをくるっとひっくり返そうね」と指で押さえて確認させる |
| 計算結果の約分を忘れて大きな分数のままにしてしまう | 「計算する前に、ナナメ同士で割れる数がないか探してみよう」と途中約分を促す |
| 帯分数をそのまま分母・分子同士で計算しようとする | 「帯分数はまず仮分数に変身させてから掛け算しようね」と手順を一つずつ確認する |
よくある質問
なぜ分数の割り算はひっくり返して掛けるのか、子どもにどう説明すれば伝わりやすいですか?
「1dLあたり」「1mあたり」など、基準となる1の量を求めるときに、分母倍してから分子で割る操作(つまり逆数を掛けること)になることを、図や数直線を使って一緒にたどると納得しやすくなります。
計算ミスが減りません。どんな練習が効果的ですか?
いきなり答えを出そうとせず、「仮分数に直す行」「逆数にして掛け算にする行」「途中で約分する行」と、途中式を省かずにノートに広く書く習慣をつけるのが効果的です。
出典
- 文部科学省「小学校学習指導要領(平成29年告示)」算数・数学・第6学年(PDFの89ページ)(公式PDF)
最終確認日:2026年10月14日
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