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2021年に開校3年目を迎えた士心塾は、これまでに50名の合格者を輩出するなど、着実な歩みを進めてきました。本記事では、2021年9月18日に公開された「ししんちゃんねる vol.13」の内容に基づき、小学6年生(当時)の塾生M君が制作したプログラミング作品を分析します。短時間で高い完成度を実現した背景にある「論理」と、塾が掲げる「創造力・倫理的思考力」の接続点を探ります。

短時間集中による作品制作の背景

本動画で紹介されたのは、当時中学2年生となった塾生M君です。彼は小学5年生の頃から塾に通い始め、数多くの作品を世に送り出してきました。

2時間という制約が生む集中力

紹介された作品は、彼が小学6年生の時に制作したものです。特筆すべきは、制作に費やされた時間がわずか「2時間」という点です。これは、限られた時間の中で「どこまで作り込めるか」という挑戦の結果であり、事前の緻密な構想と、それを具現化する瞬発的な技術力が求められる試みでした。

継続的な創作活動の成果

M君は入塾以来、絶えず作品を「連発」してきたといいます。2時間で一つのゲームを完成させる背景には、それまでに積み上げてきたプログラミングの基礎知識と、試行錯誤の反復がありました。単なる思いつきではなく、過去の経験が蓄積された結果としてのスピード感であることが、動画内のやり取りから伺えます。

論理的構造と「回避」のメカニズム

作品の内容は、次々と迫りくる攻撃を回避し続けるという、シンプルながらも計算されたアクションゲームです。

異なる挙動を持つオブジェクト

ゲームには、動きの性質が異なる複数の「ボール」が登場します。

これらの異なるアルゴリズムを組み合わせることで、プレイヤーは常に予測の異なる動きに対応しなければならず、ゲームとしての難易度と奥深さが確保されています。

スコアと攻撃の相関性

プレイヤーがスペースキーなどで操作を行い、飛来するボールを避け続けることで、画面上の「攻撃の数(スコア)」が加算されていく仕組みです。当たれば即終了というシビアな条件設定は、プログラムにおける「条件分岐」の正確な理解に基づいています。

士心塾哲学:創造力と倫理的思考力の体現

この2時間の挑戦は、士心塾が重視する「創造力」と「倫理的思考力」を具体化した好例といえます。

課題解決に向けた倫理的思考

プログラミングにおける倫理的思考とは、目的を達成するために「どのような順序で、どのような命令を組み合わせれば最適か」を筋道立てて考える力です。M君は「最初は難しいが、一つずつ慣れていく感じ」と語っています。これは、複雑な事象を分解し、一つひとつの論理を組み立てていくプロセスそのものです。

制約下で発揮される創造力

「2時間」という時間的制約は、創造力を刺激するトリガーとなります。限られたリソースの中で、いかにプレイヤーを楽しませ、かつ完成度の高いものにするか。反射型のボールを導入するといった工夫は、既存の枠組みを超えて新しい価値を生み出そうとする創造力の表れです。

CCNミッションとの接続:個の可能性を社会へ

本動画で見られたM君の姿は、単なるスキルの習得に留まりません。自ら考え、形にし、それを他者に説明する。その一連のプロセスは、個人の能力を最大限に引き出すというCCNの教育理念を反映しています。

私たちが目指すのは、技術の習得そのものではなく、その技術を支える「考える力」を養うことです。M君のような塾生が、自らの創造力と論理的思考を武器に、未踏の課題に立ち向かっていく姿こそが、CCNが支援し続ける未来の形です。これからも私たちは、子どもたちが自らの手で未来を切り拓くための「思考の土台」を提供し続けます。

「すべての人が自分の個性を活かせる社会をつくる」── 子どもたち一人ひとりの作品には、彼ら独自の感性と挑戦の証が刻まれています。士心塾は、その個性が花開く瞬間を、これからも見守り続けます。

士心塾 YouTube チャンネル「ししんちゃんねる」

士心塾の生徒たちのシャドーイング・プログラミング作品を YouTube で公開しています。子どもたちの成長の瞬間を、ぜひ動画でご覧ください。

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