学習塾などに入会するかどうか、考える際に体験授業というものを申し込まれる方がほとんどだと思います。でも体験授業ってなんの為に行くのでしょうか?
体験授業に何を期待するか
保護者によって目的は様々
これは保護者によって様々だと感じます。子どもがどういう反応を示すか、見極めたい保護者もいれば、先生がどんな人か、子どもを預けられるか見極めたい保護者もいます。それぞれの視点で来られるのですが、共通するのは「この塾でいいかどうか」を判断する場ということです。
士心塾の体験授業で見えてくること
士心塾で体験授業をするときも、本当に色々なタイプの保護者の方とお会いするのですが、ほとんどの子どもさんは、体験授業を受けると、一気に興味レベルが上がります。そもそも士心塾の授業で大切にしていることが、「楽しい」という気持ちを持つことであり、学ぶ上で、楽しさが消えてしまうと、伸びるものも伸びなくなるからです。
「楽しさ」が大切な理由
楽しさが伸びを生む
体験授業では、少しでも楽しさというものを感じて欲しいと思いながら接しています。子どもが「ここは楽しい」と感じてくれれば、次回も来たいと思います。これが入塾後の継続的な学習の出発点になります。
稀に、楽しさが伝えられないケース
しかし、稀にこれができないケースがあります。それは何かというと、無料体験中の保護者への対応に時間が割かれてしまう場合です。
保護者の質問攻めで起こること
細かい情報収集に一生懸命な保護者
保護者は色々と聞きたい、知りたい、細かい情報を仕入れることに一生懸命となり、先生が子どもたちに接する部分の時間を削いでしまいます。「カリキュラムは?」「料金は?」「進捗は?」「合格率は?」── 質問は無限に出てきます。
子どもはほっとかれてつまらなくなる
そうすると、子どもたちはほっとかれてしまうので、だんだんつまらなくなってしまうのです。これは何百回と体験をやってきて、特に小学生のケースで幾度と経験してきたことです。
「先生と子どもの時間」が削られる構造
初対面の子どもは多少の警戒心がある
保護者が話せば話すだけ、先生と子どもが対峙する時間が取れなくなります。しかも初対面ですので、子どもも多少の警戒心といいますか、壁を作っている子も少なくありません。最初の数分が決定的に重要なのに、その時間を保護者対応で奪われてしまうと、子どもの心は開きません。
「片手間」では本物を見せられない
そんな中で、保護者にも対応し、片手間に子どもと接しても、本当の先生の姿、子どもが授業を受けるときに感じるものは、子どもは掴み取れないと思っています。そして保護者も本当の様子を見ることはできないでしょう。皮肉なことに、保護者が「子どものために情報を集めよう」とすればするほど、肝心の「子どもの感じ方」が見えなくなってしまうのです。
体験授業の「正しい受け方」
子どもが先生としっかり対峙できる時間を
体験授業と一言で言っても、色んなケースがあります。少なくても多少の興味を持って足を運ぶものですので、また今後毎週通うかもしれない場所ですので、お子さまが先生としっかりとコミュニケーションが取れる体験授業の環境を与えてあげると、その子が本当に感じたことがわかるのではないかと、思ったりします。
質問は「子どもの様子を見た後」に
細かい質問は、子どもが先生と接する時間を確保した後、別途まとめて聞くことをお勧めします。または、入塾後の面談で十分です。体験授業の最大の目的は「子どもがどう感じるか」を見ることです。これを最優先にすると、判断材料が劇的に増えます。
士心塾のスタンス
運営形態によって違うことも
これはあくまでも士心塾の事例なので、全く違う運営形態の塾では当てはまらないこともあるかもしれません。塾によっては、保護者への詳細説明を授業中と並行できる仕組みを持っているところもあります。
「楽しさ」を子どもに体験してもらう優先順位
士心塾では、「楽しさ」を子どもに体験してもらうことを最優先にしています。質問・相談・契約手続きは、すべて子どもの体験が終わってから。これが、私たちが何百回の体験から学んだ最適な順序です。

小学生で英検に続々合格する塾が教える
子供の個性と得意を伸ばすすごいやり方
士心塾代表・井本一志の著書。指導論・子育て哲学・英語学習法を体系的にお伝えしています。
Amazon で書籍を見る →士心塾で、お子さまの個性を伸ばしませんか?
シャドーイング軸の指導で、小学生で英検 3 級、中学生で 2 級合格を目指す英語塾。東松山校(対面)とオンライン校(全国対応)の 2 校制です。