米国に留学したおよそ 20 年前、当時は日本国内ではあまり知る機会がなかった文脈の一つに触れた話です。アメリカ生活の中では、多少なりともその分野での話題に触れる事がありました。

韓国人友人の誘いで教授宅へ

立派な庭付き住宅でのバーベキュー

当時私の友人仲間に多くの韓国人がいました。ある日その友人の一人から、親しいアメリカ人教授がいるんだけど、ホームパーティーに一緒に行かないか、と誘われました。この日参加したのは合計 5 名程。教授の家は広い庭付きで、立派なバーベキューセットもあり、アメリカンサイズのステーキをはじめ豪華な食事を堪能しました。

違和感の瞬間

そんな中、何となく違和感を感じる瞬間がありました。招待してくれた教授は、いつも私の友人に手が届く位置にいるのです。ボディータッチを繰り返しています。韓国人の友人は、そんなボディータッチをしてくる教授を巧みにいなしています。

後から知った教授の文脈

友人に尋ねて

パーティーが終わり、友人に尋ねてみると、予想通りの答えが返ってきました。「あの教授はそういう方向の人だよ」と。

そして数週間後、衝撃の電話

そこから数週間がたちました。韓国人友人からの電話。「また食事に誘われたんだけど、予定が入っていて行けないから代わりに行ってもらえないか」と。何度断っても頼み込まれ、しょうがなく代わりに行くことになりました。

教授と二人きりの夕食

2 時間の食事

いざ、教授の家を訪れると、なんと、教授と二人っきりだったのです。これは困りました。二人で短いようで長い 2 時間程度の夕食が進みます。何事もなく、時間も過ぎ、そろそろ帰るタイミングを見計らっていたその時── 事件が起きました。

手の甲へのキス

教授が私の手を取り、手の甲にキスをしてきたのです。さすがにまずいと思い、さっさとおいとましました。それ以来、もちろんのことですが、訪れたことはないです。

異文化体験としての学び

20 年前と現在

当時の日本では話題に上がりにくかった文脈に、若くして触れた経験。世界には自分の知らない人間関係の文脈がたくさんある── これも、留学という経験を通して得られる大切な視野です。

子供たちに伝えたい「多様性」

士心塾では、英語を学ぶ過程で、必然的に世界の多様性に触れる機会が増えます。「自分と違う」ことに驚き、受け止め、関わり方を選ぶ力── これも、21 世紀を生き抜く力です。

「すべての人が自分の個性を活かせる社会をつくる」── 自分の価値観を持ちながら、相手の価値観も理解する。多様性の中で、自分を見失わない芯を育てることが大切です。
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