英語学習に限らず、勉強でもスポーツでも上達するには「反復学習」が上達のコツとされています。

「反復学習」と矛盾するように見える学習法

同じことの繰り返しだけでは限界がある

そんな反復学習に対して、士心塾が取り入れている一見すると矛盾しそうな学習が「インターリーブ学習」です。同じことだけを繰り返していると、確かに最初は身につきますが、ある時点から飽きが来て効率が落ちます。

「インターリーブ」の語源

インターリーブとはもともと計算科学で使われていた専門用語で、コンピューターなどがデータを不連続な形で配置して性能を向上させる技法のことです。データを連続的にではなく、適切な間隔で配置することで、システム全体の性能が上がる── これが学習にも応用されたのです。

インターリーブ学習法とは

別の勉強を間に挟む

インターリーブ学習法とは、ひとつのことを学習する際に間に別の勉強を挟む学習法のことを指します。例えば、英単語ばかりを2時間やるのではなく、英単語15分→シャドーイング15分→文法問題15分→単語15分── というように、変化をつけながら回す方法です。

変化が学習効果を高める

従来までの同じことの繰り返しで学習する反復学習とは違い、変化をつけることで高い学習効果が得られるという考え方です。脳は単調な情報に対して飽きやすく、変化のある情報には敏感に反応する── この特性を活かす学習法です。

士心塾での応用

リテンション×リプロダクションを向上させる目的で

「インターリーブ学習」は、今までお伝えした「リテンション」「リプロダクション」を向上させる目的で「リスニング・シャドーイングトレーニング」にも採用されています。

もう一つの目的:「飽きさせない」

「インターリーブ学習」のもう一つの大きな目的は「飽きさせない」ということです。同じ学習方法の連続では、どうしても飽きてしまい、短時間であっても集中力が低下します。子どもたちであればなおさらです。

10分・短い細切れ構成の理由

子どもの集中力=年齢と同じ時間

子どもたちが持続できる集中力は、年齢と同じくらいの時間と言われたりします。10歳なら10分、6歳なら6分。これを超えると、脳は別のことに気を取られ始めます。

128ステップ×10分前後の構成

士心塾のトレーニングはその128ステップあるトレーニングカリキュラムにおいてすべて、おおよそ10分前後の長さでの構成となっており、実際にトレーニングを行う際は、その10分より短い7〜8分のトレーニングを細切れにして進めます。子どもの集中力のピークを次々と引き出し、絶え間なく学習が続く設計です。

「程よい緊張感」が学習を加速する

常に新しい刺激がある状態

常に程よい緊張感を持ち、最大限に学習効果を高めるために「インターリーブ学習」はとても重要な役割を果たしてくれます。「次は何が来るんだろう」というワクワク感が、子どもの脳を「学習モード」に保ち続けます。

これが士心塾のトレーニングの3つ目の柱

これが士心塾で行うリスニング・シャドーイングトレーニングの、3つ目のテクニカルな要素なのです。①リテンション②リプロダクション③インターリーブ── どれが欠けても、効果は半減します。

「ダラダラ長時間」より「短時間×変化」

勉強時間の長さは正義ではない

「うちの子、もっと長く勉強させないと」と心配される保護者の方がいらっしゃいます。しかし、長時間ダラダラ勉強するより、短時間で変化のある勉強の方が、はるかに効果的です。これはインターリーブの本質です。

家庭学習にも応用できる原則

これは家庭学習にも応用できます。「30分集中→10分休憩→別の科目を30分」のようなパターンを作ると、子どもは集中して取り組めます。変化が、子どもを学習に引き戻してくれるのです。

「すべての人が自分の個性を活かせる社会をつくる」── 個性を伸ばすには、その子に合った学習設計が必要です。インターリーブ学習は、子どもの脳特性に最も合致した方法論。士心塾はこれを徹底活用しています。

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