車が燃えた??って…何を映画じゃあるまいし…と思いそうですが、これは現実に起こった話なのです。
突然の出来事
ケンタッキー州の山道ハイウェイ
ある日、ハイウェイ(高速道路)の山の中を年上の先輩と運転していました。普通の高速道路ですので、80キロ〜100キロくらいのスピードで走っていたと思います。しかしなんの前触れもなく、その時は突然やってきました。
「ガターン」という凄まじい音
突然凄い音がしたのです。明らかに何かがエンジンルームから落ちた感じがしました。ガターン、ガキガキ── 何が起こったのか、よくわかりません。とりあえずハイウェイの路肩に寄せて、外に出てみることにしました。
エンジンルームから物凄い煙
ボンネットを開けると、火が出ている
するとなんと!エンジンルームから物凄い煙が出てきたのです!これはヤバいと急いでボンネットを開けました。今考えると、よく開けたなと思いますが。エンジンルームの中を覗くと、火が出ている!これはまずい状況です。
マウンテンデュー1本での消火試み
その時持っていた水分は、マウンテンデューという炭酸飲料のみでした。急いでそれを火にかけます。しかし飲みかけの350mlの水分だけで、火がおさまるわけがありません。全く意味なしの状況です。これはまずい。そんなこんなしている間に、瞬く間に車が大炎上となったのです。
「炎と黒煙」の光景
離れて逃げるしかない
炎と黒煙です。すごい光景でした。爆発しないかとか、そういうことを考えている間もありません。とにかく離れて逃げるしかなかったのです。映画ならカッコよく逃げるシーンですが、現実は冷や汗とパニックでした。
携帯もない時代、通報手段なし
ちなみに場所は、ケンタッキー州の山の間を走るハイウェイです。当時携帯もありません。警察も消防車も呼ぶ連絡手段もなく、山の中で家やお店ももちろんないエリアです。スマートフォンが当たり前の現代では想像できない、本当に孤立した状況でした。
金網をよじ登って助けを求める
ひたすら歩く
どうしようもない状況で、仕方がないのでハイウェイ沿いに作られていた金網をよじ登り、ひたすら助けを求めて歩いたのを覚えています。とにかく歩き、するとなんと山道を発見したのです。黒煙が空高く舞い上がっていたのを横目に、さらに山道を歩き続けました。
運命的なパトカーとの遭遇
するとなんと!幸運にもパトカーと遭遇したのです!事情を説明し、警察官にパトカーで無事家まで送り届けてもらったのでした。ちなみに燃えた車は言うまでもなく廃車です。
この経験から伝えたいこと
アメリカの中古車事情は日本と全く違う
一歩間違えば大惨事になりかねない出来事であり、ここで経験者として語らせていただきます。皆さん、アメリカの中古車事情は日本と全く違います。中古車を購入するときは、営業マンの言葉を鵜呑みにして購入するのではなく、必ず車に多少でも詳しい人の助けを受けて購入しましょう。
知り合いの体験談も豊富
こちらは車が原因というよりは、運転が原因だったかもしれませんが、私の知り合いには、車を運転中、車ごとひっくり返った経験をした人、新車で購入して翌週にハイウェイで鹿に衝突して廃車になった人などなど、日本ではなかなか経験できないことを目の当たりにした人たちもいます。
「ありえない」が起こる海外生活
想定外を想定する力
ありえないと思うことが起こってしまう世の中、皆さん、中古車には本当に気をつけましょう。海外生活の本質は、「想定外」を想定内にしていくプロセスです。日本の常識が通用しない場所では、何かが起こった時に自分で判断する力が試されます。
子どもたちにも伝えたい「自分で動く力」
携帯もなく、通報手段もない山道で、私はとにかく歩いて助けを探しました。「動けば何かが見つかる」という感覚は、こういう極限的な経験からしか得られません。士心塾の子供たちにも、いつかこういう「自分で動く力」を持つ大人になってもらいたいと思っています。

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