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英検S-Interviewは、障がい等があり、パソコンで受ける英検S-CBTでの受験が難しい人のための英検の受験方式である。紙の解答用紙と対面の面接で4技能を受け、従来型の英検と同じ合格資格とCSEスコアが得られる。従来型と違い、一次試験の合否に関わらず二次試験(スピーキング)まで受けられる。対象は合理的配慮が必要な障がい等のある受験者だけで、申込みには障がいの状況を証明できる書類と協会の審査が必要になる。
出典:日本英語検定協会「英検S-Interview」/日本英語検定協会「英検S-Interview 受験案内」/日本英語検定協会「検定・テストの特徴と比較」/日本英語検定協会「英検S-Interview お申し込み」
英検S-Interviewとは何か
協会は、英検S-Interviewを次のように説明している。
「英検S-Interviewは英検S-CBTでの受験が難しい方が、リーディング、ライティング、リスニング(PBT)、スピーキング(対面式)で4技能受験できる受験方式です。」(日本英語検定協会「英検S-Interview」)
そのうえで、「英検S-Interview は、合理的配慮が必要な障がい等のある受験者様のみが対象」と明記している。協会の「検定・テストの特徴と比較」のページでは、「合理的配慮が必要な障がいのある受験者様を対象とした、従来型の英検と同等の合格資格・CSEスコアを取得できる検定です」と書かれている。
つまり、英検S-Interviewは別の検定ではなく、英検の受け方の1つである。合格すれば、従来型の英検で合格したのと同じ級の資格になる。
従来型の英検と同じところ・違うところ
協会は、英検S-Interviewと従来型の英検の共通点と相違点を次のように示している。
| 共通点・相違点 | 協会の説明 |
|---|---|
| 共通点 | リーディングテスト、リスニングテスト、ライティングテストは解答用紙にマークまたは記述 |
| 共通点 | スピーキングテストは、面接委員との対面式 |
| 共通点 | 出題内容、難易度、採点基準は従来型の英検と変わらない |
| 共通点 | CBT方式での受験が困難である受験者にも、柔軟な対応が可能 |
| 相違点 | 一次試験の合否に関わらず4技能全てを受験できる |
受験案内の日程表にも、「従来型の英検とは異なり、一次試験合否に関わらず、一次試験受験者は二次試験をご受験していただけます」と書かれている。
試験の受け方
英検S-Interviewの試験方法は、技能ごとに次のとおりである。
| 技能 | 試験方法(協会の説明) |
|---|---|
| リーディング | 選択肢を選び、解答用紙にマークして解答する |
| ライティング | 解答用紙に英文を記述する |
| リスニング | CDプレイヤーから放送される音声を聞き、選択肢を選んで解答用紙にマークして解答する |
| スピーキング | 面接委員との対面による面接を行う(対面式) |
協会は、申請した受験上の配慮の内容によって受験方法は異なる、としている。配慮の内容の概要は、協会が受験案内のページにPDFで用意している。
2026年度の日程(第3回)
英検S-Interviewは年3回実施される。協会は、英検S-Interviewを受験する場合には、申込の際に受験上の配慮申請が必要だとしている。2026年度第3回検定の日程は次のとおりである。
| 項目 | 2026年度 第3回検定 |
|---|---|
| 申込受付開始 | 2026年10月23日(金) |
| 申込受付締切 | 2026年12月4日(金) |
| 一次試験(Reading/Listening/Writing) | 2027年1月24日(日) |
| 二次試験(Speaking) | 2027年2月28日(日) |
なお、第2回検定は、一次試験が2026年10月4日(日)、二次試験が2026年11月8日(日)と示されている。日程は変わることがあるため、申し込む前に協会の受験案内でご確認ください。
対象の級と検定料(2026年度)
受験案内に示されている対象の級と、2026年度の検定料は次のとおりである。
| 級 | 検定料 |
|---|---|
| 1級 | 12,500円 |
| 準1級 | 10,500円 |
| 2級 | 9,600円 |
| 準2級プラス | 9,200円 |
| 準2級 | 9,000円 |
| 3級 | 7,700円 |
協会は、2026年度の検定料は2025年度より一律100円引き下げている、と注記している。
試験会場について協会は、全国約400会場の中の受験上の配慮に適した会場で受験できる、としている。申込時に選んだ希望受験地に基づき、協会が会場を割り当てる。1級の二次試験の会場は、従来型の英検と同じく全国14受験地で実施される。
申し込む前に確かめること
協会の「検定・テストの特徴と比較」のページは、申込みについて「障がいの状況を証明できる書類が必要です。また英検協会による審査がございます」と書いている。申込方法は、個人はインターネットである。
一次試験免除を使って英検S-Interviewを受ける場合は、事前に協会の受験上の配慮係への連絡が必要だと案内されている。
どの配慮が受けられるか、どの書類が必要かは、障がいの状況によって違う。お子さんの状況でどう扱われるかは、協会の受験上の配慮係にご確認ください。
保護者が考えておくとよいこと(当社の考え方)
ここからは当社の考え方になる。協会の説明を踏まえると、保護者の方は次の点を先に整理しておくとよいと考えている。
- 英検S-Interviewは、英検S-CBTでの受験が難しい人のための方式である。ほかの受け方での受験上の配慮については、下の関連の記事と協会の案内で先に確かめておく。
- 申込受付の締切は、試験日よりかなり前である。第3回なら12月4日(金)が締切なので、書類をそろえる時間を見込んで早めに動く。
- 英検S-Interviewは一次試験の合否に関わらず二次試験まで受けられる。面接の練習も、一次試験の勉強と並べて進めておく。
- 出題内容と難易度、採点基準は従来型と同じである。勉強に使う教材や過去問は、従来型と同じものでよい。
士心塾では
士心塾オンライン校では、英検5級から準1級までの単語・例文(10,160語)を、音声つきの教材として公開している。受け方が違っても出題内容は同じなので、級ごとの単語と例文を音声で確かめられるようにしている。英検の単語と例文の教材はこちら。
