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中学校の英語の「読むこと」の目標は、文章から何を取り出すかで3つに分かれている。日常的な話題の文章から「必要な情報を読み取る」こと、日常的な話題の文章の「概要を捉える」こと、社会的な話題の文章の「要点を捉える」ことである。読むことは「簡単な語句や文で書かれたもの」が対象になっている。文部科学省の解説は、
出典:文部科学省「中学校学習指導要領(平成29年告示)」本文PDF/文部科学省「中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 外国語編」
学習指導要領の目標の文
中学校学習指導要領の外国語科(英語)は、「読むこと」の目標を次の3つで示している。
| 記号 | 学習指導要領の文(一部) |
|---|---|
| ア | 日常的な話題について,簡単な語句や文で書かれたものから必要な情報を読み取ることができるようにする。 |
| イ | 日常的な話題について,簡単な語句や文で書かれた短い文章の概要を捉えることができるようにする。 |
| ウ | 社会的な話題について,簡単な語句や文で書かれた短い文章の要点を捉えることができるようにする。 |
「聞くこと」と並べると、対象の書き方がほぼ同じである。ア(必要な情報)、イ(概要)、ウ(要点)の順に、取り出すものが少し広がる。
「簡単な語句や文で書かれた」とは
読むことの3つの目標には、「簡単な語句や文で」という言葉がある。解説は、この「簡単な語句や文」とは、小学校での学習やこれまでの経験の中で触れてきた語彙や表現を含め、中学校で扱う語句や文を用いることだと説明している。
つまり、読む文章は、初めて出会う難しい語句の集まりではない。学習してきた語句や文を使って書かれた文章を、必要な情報や概要をつかみながら読むことが求められている。
読むことと、ほかの領域のつながり
「話すこと[やり取り]」のウには、「社会的な話題に関して聞いたり読んだりしたことについて,考えたことや感じたこと,その理由などを,…述べ合う」ことが目標として書かれている。読んだ内容を話す活動が、目標の中で読むことと結びついている。
たとえば、社会的な話題の文章の要点を捉えたあと、その内容について自分の考えを話す、という流れが、この目標の組み合わせに当たる。
3つの目標を、家で練習するとき(当社の考え方)
ここからは当社の考え方になる。学習指導要領の3つの目標を踏まえると、家庭では次のように練習できると考えている。
- ア(必要な情報):お知らせや手紙を読む前に、「いつ」「どこで」「いくら」など探す情報を1つ決める。見つけたら、その語を指で押さえる。
- イ(概要):短い文章を読み、「何についての文章か」を1文で書く。細かい語を全部わからなくてもよい。
- ウ(要点):社会的な話題の短い文章を読み、「筆者が一番言いたいことは何か」を日本語で言う。その理由を1つ探す。
- 読んだあとに、同じ文章について1つ質問を作る練習をすると、読むことと話すことが一続きになる。
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