📌 このページでわかること
- ポスターと標語のちがい
- 伝える相手を先に決める理由
- 標語を五七五・七五で整える方法
- 遠くから見て伝わる色と文字の決め方
- よくある質問への答え
ポスターは「遠くから見るもの」
ポスターは、手に取って読むものではありません。廊下を歩きながら、二歩ぶんの時間で見るものです。だから、きれいに描くことより、遠くから何が言いたいか分かることが先になります。
用意するもの
- 画用紙(学校の指定の大きさ)
- えんぴつ・消しゴム・定規
- 絵の具またはポスターカラー、筆
- 下書き用の紙
ステップ1:伝える相手を決める
「みんなに」ではなく、だれか一人を決めます。「一年生に」「お年寄りに」「自転車に乗る人に」。相手が決まると、使う言葉と絵が自然に決まります。
ステップ2:言いたいことを一つにする
ポスターに入れる主張は一つだけです。二つ入れると、どちらも届きません。紙のはしに「だれに、何を」を一行で書いてから始めます。
ステップ3:標語を音で整える
標語は、意味が合っていても口に乗らないと覚えられません。五七五か七五に整えると、声に出したときに落ち着きます。「手をあらう その一手間が みんな守る」のように、指で音を数えながら並べかえます。同じ音ではじまる言葉をそろえるのも効きます。
ステップ4:下書きで配置を決める
小さい紙に、画用紙と同じ形の四角をかき、文字の場所を先に決めます。絵から描くと、あとで文字が入りません。文字は画用紙の三分の一ほどを使うつもりで大きく取ります。
ステップ5:色は三色までにする
色をたくさん使うほど、遠くからは見えにくくなります。背景・文字・強調の三色に絞ると、はっきりします。文字の色は背景と明るさの差が大きい組み合わせを選びます(濃い背景に白い文字、明るい背景に濃い文字)。
遠くから確かめる
- できたら壁に貼り、五歩さがって見る
- 読めない字があれば、その字を太くする
- 目を細めて見て、いちばん先に目に入るものが主張と合っているか確かめる
- 色が混ざって見えるところは、境目をはっきりさせる
よくある質問
Q. 絵が苦手です。
A. 形の単純なものを大きく一つだけ描いてください。細かい絵より、大きい一つのほうが遠くから伝わります。
Q. 標語が思いつきません。
A. 伝えたいことを、まずふつうの文で書いてください。そのあと、いらない言葉を削って音を数えると、標語の形になります。
Q. 字が曲がってしまいます。
A. えんぴつで薄く横線を引いてから書きます。書き終えて絵の具が乾いたら、消しゴムで線を消します。