📌 このページでわかること
- 続く目標と続かない目標のちがい
- 目標を「行動」に言い換える方法
- 学年別の書き方の例
- できたかどうかを自分で確かめる形
- よくある質問への答え
「がんばる」は目標になりません
「算数をがんばる」「早ね早おきをする」。よく書かれますが、これらはできたかどうかを自分で確かめられません。確かめられない目標は、続きません。
続く目標には、共通の形があります。いつ・何を・どれだけが入っていることです。
ステップ1:2学期をふり返る
3学期の目標の前に、2学期にできたことを二つ、できなかったことを一つ書きます。できたことを先に書くのが大事です。できなかったことから始めると、目標が反省文になってしまいます。
ステップ2:直したいことを一つに絞る
三つも四つも立てると、どれも中途半端になります。3学期は短い学期です。一つに絞ってください。絞れないときは、いちばん困っていることを選びます。
ステップ3:行動の形に言い換える
気持ちではなく、体が動く形にします。
- 「漢字をがんばる」→「毎朝、漢字を5問ずつやる」
- 「早ね早おき」→「夜9時に本を閉じる」
- 「発表する」→「1日1回、手をあげる」
- 「わすれ物をしない」→「帰る前に時間割を見る」
ステップ4:数を入れる
「毎朝」「5問」「1日1回」のように数を入れると、できたかどうかが自分でわかります。数は少なめにしてください。少なすぎるくらいが、続きます。
ステップ5:確かめる日を決める
目標を書いたら、いつ見返すかを決めます。「毎週日曜の夜」「月が変わったとき」。見返す日がないと、目標は書いた日に終わってしまいます。
学年別の書き方の例
- 小1〜2:まいあさ、かんじを5もんやる/かえるまえに、じかんわりをみる
- 小3〜4:毎日、音読を1回する/こまっている友だちに1日1回声をかける
- 小5〜6:毎日、計算問題を10問やる/授業で1日1回、自分の考えを言う
よくある質問
Q. 目標が思いつきません。
A. 2学期に「もう少しできたのに」と思ったことを一つ挙げてください。そこが、いちばん動かしやすいところです。
Q. 目標を高くしたほうがよいですか。
A. 低いほうが続きます。1週間つづいたら少し増やす——この形のほうが、最後まで残ります。
Q. 親はどう関わればよいですか。
A. 目標を決めるのは本人にまかせ、確かめる日にいっしょに見るだけで十分です。できていない日を指摘するより、続いた回数を数えてあげてください。