六
宇宙の道・問い 六
地球はどうして回り続けているの?
いまのことば
地球はどうして回り続けているの?
回っているものは、止める力がはたらかなければ、同じように回り続けます。これを慣性の法則といいます。地球は何にもふれずに宇宙にうかんでいるので、回転を止める摩擦がなく、回り続けているのです。
コマが止まるのはなぜ?
地球は、北極と南極を結ぶ軸のまわりを、1日に1回転しています。これを自転といい、自転しているので、昼と夜がかわるがわるやってきます。
机の上で回したコマは、だんだん遅くなって、やがて止まって倒れます。コマの軸と机のあいだに摩擦の力がはたらき、回転の勢いを弱めるからです。
地球には、ふれているものがない
地球もコマと同じように回っていますが、机の上に乗っているわけではなく、ほかの物にふれずに回っています。摩擦がはたらく部分がないので、回転の勢いが弱まることがありません。
「何かの力が押し続けているから、地球が回り続けている」と考える人もいますが、そうではありません。回転も含めてすべての運動は、それをさまたげる力がはたらかない限り、同じ状態がずっと続きます。
考えてみよう
- 問一同じコマを、机の上と、つるつるの板の上で回して、回っている時間をくらべてみましょう。
- 問二自転車をこぐのをやめても、しばらく進むのはなぜでしょう。
- 問三もし地球の自転がゆっくりになったら、1日の長さや、くらしはどう変わるでしょう。
答えはひとつではありません。おうちの人と話しながら考えるのも、よい学び方です。
豆知識——地球に外からの力がまったくはたらいていないわけではありません。太陽や月、ほかの惑星の力もはたらいています。でも、どれも回転を止める向きの力ではないので、自転の速さはほとんど変わらないのです。
この記事について
地球の自転、コマが摩擦で止まること、地球には摩擦がはたらく部分がないこと、慣性の法則、太陽や月の力が回転を止める向きではないことは、
国立天文台「地球はどうして回り続けているの?」によります。
本文は株式会社士心が作成したものです。