ヨコヅナイワシって、どんな魚?

ヨコヅナイワシは、2021年にJAMSTECが新種として報告した大型の深海魚で、駿河湾の深いところのトップ・プレデター(頂点捕食者)として知られていました。
研究チームは、海の水を大量にくんで、その中にふくまれる生きもののDNA(環境DNA)を調べました。すると、駿河湾よりはるか南の海山でもヨコヅナイワシのDNAが見つかりました。そこで、元禄海山の南、水深2,091mの海底に、えさをつけたカメラ(ベイトカメラ)を置いたところ、全長250cmをこえる大きなヨコヅナイワシが、えさに集まる姿を撮影できました。
トップ・プレデターは、食物連鎖のいちばん上にいる生きものです。ヨコヅナイワシは、これまでに合計6匹しか採集されていない、とてもめずらしい魚です。
環境DNAとベイトカメラを組み合わせるこの方法を使えば、これまで調べるのが難しかった、深海の大型でめずらしい生きものの研究を進められると期待されています。
答えはひとつではありません。おうちの人と話しながら考えるのも、よい学び方です。