三
深海の道・問い 三
深海は、どれくらい暗くて寒い?
いまのことば
深海は、どれくらい暗くて寒い?
太陽の光は、水深200mくらいで海面の0.1%になり、水深1,000m前後では100兆分の1ほどのわずかな光になります。その先は完全な暗やみです。水温は、水深約1,000mで2〜4℃になり、それより深い海でもほぼ同じです。
光が届かない世界
海に入った太陽の光は、深くなるほど弱くなります。水深200mくらいで海面の0.1%、水深1,000m前後では100兆分の1ほどになります。
この100兆分の1ほどの光が、生きものが感じとれる光の限界だとされています。それより深いところは、完全な「暗黒の世界」です。
とても寒い世界
深海の水温は、水深約1,000mで2〜4℃くらいになり、それより深い海でも、ほぼ同じくらいの冷たさが続きます。
有人潜水調査船「しんかい6500」の中には暖房がありません。乗る人は、潜航服を着て体温を保ちます。
考えてみよう
- 問一光のない暗やみで、生きものはどうやってえさや仲間を見つけているのでしょう。
- 問二冷蔵庫の中の温度とくらべて、深海の水温はどうでしょう。調べてみましょう。
- 問三もし「しんかい6500」に乗るとしたら、どんな服や持ちものが必要だと思いますか。
答えはひとつではありません。おうちの人と話しながら考えるのも、よい学び方です。
豆知識——海の中では電波が使えないので、深海の調査では、かわりに「音波」を使って海底の地形を調べたり、潜水船と船の間で話したりしています。