深海の水圧は、どれくらい?
深海の道・問い 二
お子さんと保護者の方へ。いっしょに読んで、確かめましょう。
いまのことば
深海の水圧は、どれくらい?
水圧は、10m潜るごとに約1気圧ずつ増えていきます。水深1,000mで約101気圧、水深6,500mでは約651気圧になり、1平方センチメートルに約650kgの力がかかります。小指の先にお相撲さん約4人が乗るほどの力です。

なぜ深いほど水圧が高いの?
海の中では、自分より上にある水の重さを、体全体で受け止めています。10cm四方の、高さ10mの水の柱は、およそ100kg。だから、10m潜るごとに約1気圧ずつ水圧が増えていきます。
海面には空気の重さによる約1気圧もかかっているので、水深6,500mでは、水の分650気圧と空気の分1気圧を合わせて、およそ651気圧になります。
本当は、少しちがう
海水は、水温や塩分、圧力によって密度が少しずつちがいます。深いところほど水が押し縮められて密度が高くなるので、本当にかかる圧力は「10mで1気圧」の計算より少し大きくなります。
JAMSTECの計算では、北緯36度あたりの水深6,500mで、水による圧力は約656気圧になるとされています。深くなるほど、目安の計算とのちがいは大きくなります。
考えてみよう
- 問一プールで深く潜ったとき、耳がつーんとしたことはありますか。それは何のせいでしょう。
- 問二水深1万mでは、水圧はおよそ何気圧になるか、「10mで1気圧」で計算してみましょう。
- 問三深海の生きものは、なぜ水圧でつぶれないのか、予想してみましょう。
答えはひとつではありません。おうちの人と話しながら考えるのも、よい学び方です。
豆知識——JAMSTECは、水深6,500mの水圧を「小指の先にお相撲さん約4人が乗っかるほど」とたとえています。
この記事について
10m潜るごとに約1気圧増えること、水深1,000mと6,500mの水圧、お相撲さんのたとえは「深海とは」、水の柱の重さの考え方と密度による差は JAMSTEC の海洋観測コラムの解説、海洋研究開発機構(JAMSTEC)国際海洋環境情報センター「深海とは」、JAMSTEC BASE「海洋観測コラム:深さと圧力」によります。
本文は株式会社士心が作成したものです。
10m潜るごとに約1気圧増えること、水深1,000mと6,500mの水圧、お相撲さんのたとえは「深海とは」、水の柱の重さの考え方と密度による差は JAMSTEC の海洋観測コラムの解説、海洋研究開発機構(JAMSTEC)国際海洋環境情報センター「深海とは」、JAMSTEC BASE「海洋観測コラム:深さと圧力」によります。
本文は株式会社士心が作成したものです。
