- AIに読書感想文を丸投げする問題
- AIを使ってよい場面
- AIを使わない方がよい場面
- 子どもの考える力を育てるAI活用
- 保護者が気をつけたいこと
AIに完成文を書かせるだけでは力が育ちません
ChatGPTなどのAIを使えば、読書感想文のような文章をすぐに作ることができます。
しかし、完成文をそのまま使ってしまうと、子どもが本を読み、考え、自分の言葉で表現する機会がなくなってしまいます。
読書感想文の目的は、きれいな文章を作ることだけではありません。
本を読んで、自分が何を感じたかを考えることに意味があります。
AIを使ってよい場面
AIは、使い方によっては学びを助ける道具になります。
おすすめの使い方は次の通りです。
- 本を読んだ後に考える質問を出してもらう
- 主人公について考える視点を増やす
- 感想を深めるための問いを作る
- 書いた文章の誤字脱字を確認する
- 構成の抜けを確認する
良いAI活用例
この本について、読書感想文を書く前に考える質問を5つ出してください。
主人公の行動について、自分の意見を考えるための質問を作ってください。
この感想文に、あらすじが多すぎないか確認してください。
私の文章の誤字脱字だけを確認してください。内容は変えないでください。
避けたいAI活用例
この本の読書感想文を800字で書いてください。
小学生らしい読書感想文を作ってください。
コンクールに出せる感想文を書いてください。
このような使い方では、子ども自身の考えや言葉が入らなくなります。
AIは答えではなく、質問づくりに使う
CCN寺子屋では、AIを「答えを出す道具」だけでなく、考えを深めるための道具として使うことを大切にします。
AIに質問を作ってもらい、その質問に子どもが自分で答える。
この使い方なら、子どもの考える力を残すことができます。
保護者が気をつけたいこと
- AIが作った文章をそのまま使わせない
- 子どもの感想を先に聞く
- AIは質問づくりや見直しに使う
- 最後は子どもの言葉で書く
- 完成度よりも考えた過程を大切にする
AI時代に必要な力
AI時代に必要なのは、AIに答えを書かせる力ではありません。
AIを使いながら、自分の考えを深め、自分の言葉で表現する力です。
読書感想文は、その練習に向いています。