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小学校の5・6年の「読むこと」の目標は2つある。活字体で書かれた文字を識別して、その名称を発音すること(ア)と、音声で十分に慣れ親しんだ語句や表現の意味が分かること(イ)である。中学校の「読むこと」が「必要な情報」「概要」「要点」を捉えるのに対し、小学校は、文字と音声の結びつきと、言葉の意味をつかむところから始まる。
出典:文部科学省「小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 外国語活動・外国語編」/文部科学省「中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 外国語編」
5・6年の「読むこと」の2つの目標
| 記号 | 解説に書かれた目標の文 |
|---|---|
| ア | 活字体で書かれた文字を識別し,その読み方を発音することができるようにする。 |
| イ | 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現の意味が分かるようにする。 |
アは「名称」を読む
解説は、アの「読み方」とは、音ではなく、文字の名称の読み方を指していることに留意する必要がある、と書いている。英語の文字には、名称のほかに、語の中で使われる音がある。たとえば a や c は、名称のほかに、語の中では別の音をもつ。アは、文字の形の違いを識別し、文字を見てその名称を発音できることを示している。
イは「言語外情報」を使って読む
イについて解説は、掲示やパンフレットから自分が必要とする情報を得たり、絵本などに書かれた簡単な語句や表現を識別したりするなど、「言語外情報を伴って示された語句や表現を推測して読む」ようにすることを示している、と書いている。絵や写真、掲示の形などの手がかりを使って、意味をつかむ読み方である。
中学校の「読むこと」との違い
中学校の「読むこと」は、「必要な情報を読み取る」「概要を捉える」「要点を捉える」と書かれている(中学校学習指導要領解説 外国語編)。小学校のイは、解説では「言語外情報を伴って示された語句や表現を推測して読む」こととして書かれている。
小学校では、文字と名称の結びつき、言葉の意味の推測から始め、中学校で「必要な情報」「概要」「要点」を捉える読み方へ進む、という並びになっている。
家で練習するとき(当社の考え方)
- 絵本や掲示の絵を見て、英語の語句が何を表しているかを推測してから、文字を見る。
- 文字を1つ見せて、その名称を言う練習をする(「b」は「ビー」)。語の中の音とは分けて練習する。
- 知っている語句を見つけたら、その周りの絵や記号も見て、意味を確かめる。
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