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小学校の英語で扱う「文字」は、英語の活字体の大文字と小文字のことである。学習指導要領は、小学校の5・6年の外国語科で、大文字・小文字を活字体で書くこと(書くこと)と、活字体で書かれた文字を識別して名称を発音すること(読むこと)を目標にしている。文部科学省の解説は、文字の名称の読み方を、活字体の文字と結びつけることを求めている。
出典:文部科学省「小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 外国語活動・外国語編」/文部科学省「小学校学習指導要領(平成29年告示)」本文PDF
「文字」とは何のことか
解説は、この目標でいう「文字」について、「英語の活字体の大文字と小文字のことであり」と説明している。活字体の大文字(A、B、C…)と小文字(a、b、c…)のことである。
また解説は、ここでの「読み方」は、文字の名称を指していると書いている。たとえば、文字 b の名称は「ビー」と読む、という考え方である。
学習指導要領の目標
小学校学習指導要領の外国語科(5・6年)は、「書くこと」の目標の1つに、次のように書いている。
「大文字,小文字を活字体で書くことができるようにする。また,語順を意識しながら音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現を書き写すことができるようにする。」(小学校学習指導要領解説 外国語活動・外国語編)
解説は、この目標について、大文字及び小文字を正しく書き分けることを求めていると説明している。
「読むこと」の目標としては、解説に次のように書かれている。「活字体で書かれた文字を識別し,その読み方を発音することができるようにする。」(小学校学習指導要領解説 外国語活動・外国語編)
「四線」の上に書く
解説は、「読むこと」「書くこと」について、「英語の文字の名称の読み方を活字体の文字と結び付け,名称を発音すること,四線上に書くことができるようにする」としている。四線とは、英語の文字を書くときに使う4本の線のことである。四線の上で、大文字と小文字の書き分けを確かめることができる。
解説は、中学年の外国語活動で音声に十分に慣れ親しんだうえで、文字を扱う順序を示している。
家で練習するとき(当社の考え方)
ここからは当社の考え方になる。学習指導要領と解説を踏まえると、家庭では次のように練習できると考えている。
- 文字を見せて、名称を先に言う練習をする(「b」は「ビー」)。書く前に、読むことが先に身についていると、書くときに迷いにくい。
- 四線のノートを使い、大文字と小文字の高さの違いを、線の上で確かめながら書く。
- 書けた文字を、名称の音声と見比べる。読み方と文字が結びついているかを、音で確かめる。
- 無理に速く書かせない。解説は、書くことの目標の中で、音声で十分に慣れ親しんだ表現を書き写す活動を挙げている。
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関連:小学校の英語と英検|学習指導要領の目標と、英検5級・4級の問題の対応/小学校の「外国語活動」と「外国語科」は何が違うか/中学校の英語の「書くこと」の目標
