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小学校の5・6年の「聞くこと」は、中学校の「聞くこと」と「はっきり」と「ゆっくりはっきり」の違いで区別されている。小学校は「ゆっくりはっきりと話されれば」、中学校は「はっきりと話されれば」である。文部科学省の解説は、この違いを、小学校では明瞭な音声で聞き取りやすく話されることを前提にした聞き取りだと説明している。
出典:文部科学省「小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 外国語活動・外国語編」/文部科学省「中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 外国語編」
小学校の「聞くこと」の目標
小学校の外国語科(5・6年)の「聞くこと」アは、次のように書かれている。
「ゆっくりはっきりと話されれば,自分のことや身近で簡単な事柄について簡単な語句や基本的な表現を聞き取ることができるようにする。」(小学校学習指導要領解説 外国語活動・外国語編)
中学校の「聞くこと」ア・イ・ウは、どれも「はっきりと話されれば」で始まる(中学校学習指導要領解説 外国語編)。
違いの意味
解説は、この違いについて次のように書いている。
「『ゆっくりはっきりと話されれば』としているのは,明瞭な音声で聞き取りやすく話されることを前提条件として聞き取るということである。」
つまり、小学校の聞く力は、ゆっくり、はっきりした音声で聞き取ることを前提にしている。中学校では、速さの条件を「ゆっくり」とは書かず、「はっきり」だけで書いている。
解説は、5・6年では、自分のことや身近な事柄について、簡単な語句にとどまらず、基本的な表現で話されたことも聞き取れるように求めている、とも書いている。
家で練習するとき(当社の考え方)
- まず、ゆっくりはっきりした音声で、身近な話題の基本的な表現を聞く。
- 慣れてきたら、速さを少し上げた音声で同じ内容を聞く。解説が言う「前提条件」を、少しずつ外していく形になる。
- 聞いたあと、「誰が」「何を」を日本語で言えたかを確かめる。
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