シャドーイングは士心塾の代名詞でもあります。
2019年のオープンより継続してシャドーイングを提供し、英検合格者数はとどまることを知りません。その数は150名に迫ろうとしています。
オープンより5年が経過し、当時小学生だった生徒さんが、準2級、2級と受験していく生徒が増えて、現時点の分析で明らかになっていることをお伝えします。
実は士心塾で準2級に合格した中学2年生までの子たちは全員シャドーイングのクラスを継続しております。やってこなかった生徒さんで準2級に合格した生徒さんはほとんどいません。
シャドーをやっていない子たちは、それくらい圧倒的にリスニングのレベルが継続してきた子たちより低い状況となっています。裏を返すと学校での授業ではリスニング力の向上は限界があります。
士心塾で小6、中1でたくさんの3級合格者がでますが、準2級合格までとなると、スムーズにステップアップするのが難しくなります。実はこれはリスニングで点が取れなくなることが大きな要因の一つになります。単語力と比べてもリスニングは時間がかかりますので、なかなか合格に至らず、結果、中2、中3で英検をあきらめ、高校受験のお勉強にシフトしてしまうケースが圧倒的多数となっています。
士心塾は、全国でも非常に珍しいシャドーイングを提供している塾なのですが、最近の傾向としましては、シャドーイングを飛ばしていきなり英検をスタートし、リスニングの優先順位を後回しにされている保護者がとても増えました。確かに5級、4級、3級くらいまでは合格していくのですが、準2や2級の高校レベルに進みだすと、一気に差が目立ち大きな差になります。これは明らかにリスニングセクションのスコアが上がらない事が要因なのです。
どちらにしてもリスニングは中学高校、大学受験に向けて難易度がグッと上がっていきます。今2級に挑戦している中学生はみんなシャドーを継続している子たちで、大学受験レベルのリスニングを行っています。この子たちに言わせると、北辰テストのリスニングは簡単すぎるそうです。
某有名塾でも北辰テストのリスニング対策が英検の勉強を繰り返すことにあるとはっきり言っておりますが、我々はシャドーイングから英検というもので子供たちの成長の違いを目の当たりにしていますので、あとあと後悔されないためにも、是非小学生からの科目選びの参考になればと思い、今回記事としてお伝えさせていただきました。