📌 このページでわかること
- 読書週間とは何か
- いつもと違う分野を試す方法
- 本の選び方を広げる4つの入口
- 合わない本のやめ方
- 読んだ記録の残し方
読書週間とは
毎年10月末から11月初めにかけて、読書週間が設けられています。学校でも、この時期に読書に関する取り組みが行われることがあります。
ふだん読む機会が少ない人にとっては、始めるきっかけになります。すでに読んでいる人にとっては、いつもと違う分野を試す機会になります。
いつもと違う分野を試す
読む本は、放っておくと同じ方向に寄っていきます。好きなジャンル、好きな作者。それ自体は悪いことではありませんが、広げる機会があると世界が増えます。
読書週間のような期間は、ふだん選ばない本を試すのに向いています。うまくいかなくても、期間限定の試みだと思えば気が楽です。
広げるための4つの入口
1. 図書館の棚を端から見る
いつも行く棚ではなく、隣の棚を見ます。分類番号が違うだけで、内容は大きく変わります。目についたものを1冊借りてみます。
2. 人に選んでもらう
家族、友達、先生、図書館の人に「1冊選んで」と頼みます。自分では選ばない本が来ます。
3. 苦手だと思っている分野から選ぶ
「歴史は苦手」「科学は難しそう」と思っている分野から、薄い本を1冊選びます。思いこみで避けていただけということがあります。
4. 賞を取った本から選ぶ
児童書や文学の賞の受賞作から選ぶ方法もあります。自分の好みとは別の基準で選ばれた本に触れられます。
合わない本は、途中でやめてよい
新しい分野を試すと、合わない本に当たることがあります。
最後まで読まなければいけない、と思うと、そこで読書が止まります。合わないと感じたら、やめて次に行きます。
ただし、やめる前に一つだけ確かめます。
悪い例: 3ページ読んで「難しい」とやめる。実は最初だけ説明が多い本だった。
良い例: 30ページまで読んでみて、それでも入っていけなければやめる。「どこが合わなかったか」をメモしておく。
30ページという目安を決めておくと、判断しやすくなります。
読んだ記録を残す
試した本を記録しておくと、自分の好みが見えてきます。
- 題名と作者
- 分野
- 最後まで読んだか
- 合った・合わなかった、その理由
合わなかった本も記録します。「説明が長い本は苦手」「会話が多い本は読みやすい」といった傾向が分かると、次の本選びが変わります。
読書週間のあとも続けるには
期間が終わると、元に戻ることがあります。続けるには、時間と場所を決めることです。
1日10分、寝る前に読む。この形が決まっていると、期間に関係なく続きます。詳しくは「新学年の読書習慣のはじめ方」も参考にしてください。
よくある質問
Q. 読書週間はいつですか。 A. 毎年10月末から11月初めにかけて設けられています。正確な期間は年によって確認してください。
Q. マンガや図鑑も読書に入りますか。 A. 読むことに変わりはありません。ただし、学校の取り組みで対象が決まっている場合は、先生に確認します。分野を広げるという目的なら、図鑑や科学の本は良い入口になります。
Q. 何冊読めばよいですか。 A. 冊数の目標は決めなくてかまいません。1冊でも、ふだん読まない分野を試せたなら、それが成果です。