📖 GUIDE 18 / 応用ガイド

冬休みの読書記録ノートの作り方

👤 小学生・中学生・保護者
📂 基本ガイド

📌 このページでわかること

読書記録ノートとは

読んだ本を、あとで思い出せる形で残しておくノートです。

感想文のように長く書く必要はありません。1冊につき数行で十分です。短くても、記録があるのとないのでは、あとから見返したときに大きな差が出ます。

書く項目は5つだけ

項目を増やすと続きません。次の5つに絞ります。

  1. 読んだ日
  2. 題名と作者
  3. どんな話か(1〜2文)
  4. 心に残った場面
  5. そのとき思ったこと

3から5は、それぞれ1〜2文でかまいません。1冊5分で書ける量にしておくと、続けられます。

ページの作り方

ノート1ページに1冊、と決めると分かりやすくなります。

上のほうに日付と題名、真ん中に内容、下のほうに感想。この形を最初のページで作っておくと、次からは同じ形で書けます。

余白に、本の中で気に入った一文を書き写す欄を作っておくと、あとで役に立ちます。

続けるための3つの工夫

読み終わったらすぐ書く 日をおくと、細かいところを忘れます。読み終わったその日に書きます。

書く場所を決める ノートを本と一緒に置いておくと、書き忘れが減ります。

書けない日は日付だけ書く 何も書けない日でも、日付と題名だけ書いておきます。空白のページが続くと、やめてしまいやすくなります。

短い冬休みでの進め方

冬休みは行事が多く、読む時間が限られます。冊数を多く目指すより、確実に記録することを目標にします。

3冊読んで3冊分の記録が残れば、3学期の課題にそのまま使えます。

3冊はどれくらいの量か

全国学校図書館協議会の「第70回学校読書調査」(2025年)によると、2025年5月の1か月間に読んだ本の平均は、小学生12.1冊・中学生3.9冊・高校生1.4冊でした。1か月に読んだ本が0冊だった子の割合は、小学生9.6%・中学生24.2%・高校生55.7%です。

冬休みは1か月よりも短い期間です。小学生で3冊、中学生で1冊から2冊なら、この平均より少なめの、無理のない目標になります。冬休みだからたくさん読む、と決める必要はありません。

年をまたぐので、日付の書き方を先に決める

冬休みの記録は12月と1月にまたがります。あとで見返したときに順番が分からなくならないよう、最初に決めておきます。

3学期の課題に使うなら、本の情報を正確に写す

記録から感想文を書くとき、いちばん困るのが本の情報です。読み終わったその日に、表紙と背表紙を見ながら写しておきます。

図書館で借りた本は、返してしまうと確かめられません。返す前に写すのが確実です。

記録が感想文に役立つ理由

読書感想文を書くとき、いちばん困るのは「何を書けばよいか思い出せない」ことです。

記録があれば、心に残った場面と、そのとき思ったことが残っています。感想文の材料が、すでに手元にある状態から始められます。

悪い例: 本を読み終えて数か月たってから、感想文を書こうとして内容を思い出せず、あらすじだけの文章になる。

良い例: 記録に「主人公が友達をかばった場面で、自分も同じことができるか考えた」と書いてあり、そこから感想文を広げられる。

1年続けると見えてくること

冬休みだけでなく、そのまま続けていくと、1年後には自分が読んだ本の一覧ができます。

どんな本を選びがちか、どんな場面に心が動くか。自分の傾向が見えてきます。これは、次に読む本を選ぶときの手がかりになります。

よくある質問

Q. 最後まで読めなかった本も書きますか。 A. 書いてかまいません。「ここまで読んだ」「なぜやめたか」を書いておくと、あとで読み直すときの参考になります。

Q. 絵本やマンガも記録してよいですか。 A. 読んだものは何でも記録してよいです。ただし、学校の課題として提出する場合は、対象になる本の種類を先生に確認します。

Q. パソコンやタブレットで記録してもよいですか。 A. 続けやすいほうを選びます。ただし、手で書くと記憶に残りやすいという面もあります。

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— CCN 寺子屋より

読書感想文は、文章の上手さを
競う宿題ではありません。

本を読んで心が動いたことを見つけ、自分の経験や考えとつなげ、自分の言葉で表現する練習です。

CCN 寺子屋では、読書感想文を通して、子どもたちの 考える力・言葉にする力・伝える力 を育てることを大切にしています。完成した文章の上手さよりも、考えた過程を大切にしてあげてください。

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