📖 GUIDE 20 / 応用ガイド

新学年の読書習慣のはじめ方

👤 小学生・中学生・保護者小学生・中学生・保護者
📂 基本ガイド

📌 このページでわかること

読書が習慣になる3つの条件

読書を続けるには、意志だけでは足りません。次の3つがそろうと続きやすくなります。

このうち一つでも欠けると、続かなくなります。続かないときは、どれが欠けているかを確かめます。

ステップ1:読む時間を決める

「時間があるときに読む」では、時間は空きません。1日のどこで読むかを決めます。

続きやすいのは、毎日必ずある時間の前後です。

寝る前は、画面を見る時間を読書に置きかえられるという利点もあります。

ステップ2:本を手の届く場所に置く

読む時間になってから本を探すと、その時点でやめてしまいます。

読む場所の近くに本を置きます。寝る前に読むなら枕元、朝に読むなら食卓の横。次に読む本も一緒に置いておくと、読み終わってすぐ次に進めます。

ステップ3:1日10分から始める

最初から30分や1時間を目指すと、できなかった日に「今日もできなかった」と感じます。

10分なら、忙しい日でも確保できます。10分読んで面白ければ、自然と長くなります。大切なのは、毎日開くことです。

本の選び方

習慣づけの段階では、「読みたい本」を優先します。

名作でも、興味がなければ続きません。読書量が増えてから、幅を広げれば十分です。

悪い例: 「ためになる本を読みなさい」と難しい本を渡され、3ページで止まる。

良い例: 興味のある分野の薄い本から始め、読み終えた達成感で次の本に進む。

続かないときに見直すところ

1週間続かなかったら、次の順に見直します。

  1. 時間が決まっているか → 決まっていなければ決める
  2. 本が手元にあるか → なければ置き場所を作る
  3. 量が多すぎないか → 10分に減らす
  4. 本が合っているか → 面白くないなら途中でやめてよい

最後の点は大切です。最後まで読まなければいけない、と思うと、合わない本で止まったときに読書そのものが止まります。合わない本はやめて次に行きます。

記録の残し方

読んだ本を記録すると、続きやすくなります。積み上がったものが目に見えるためです。

記録は簡単にします。

感想は書かなくてかまいません。感想を書くことを義務にすると、記録そのものが負担になります。

読書感想文とのつながり

日ごろ読んでいる子は、感想文を書くときに困りにくくなります。理由は2つあります。

夏休みに慌てて1冊読むより、1年を通して読んでいるほうが、書くときの材料が多くなります。

よくある質問

Q. マンガや絵本でもよいですか。 A. 習慣づけの段階では、読む時間を確保することが目的なのでかまいません。慣れてきたら、少しずつ文字の多い本も混ぜていきます。

Q. 読むのが遅いのですが、大丈夫ですか。 A. 速さは問題ではありません。10分で1ページでも、毎日開いていれば習慣になります。速さは読む量が増えるにつれて自然と変わります。

Q. 親が読み聞かせを続けてもよいですか。 A. かまいません。自分で読む力とは別に、聞いて理解する力も育ちます。子どもが求める間は続けてよいものです。

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— CCN 寺子屋より

読書感想文は、文章の上手さを
競う宿題ではありません。

本を読んで心が動いたことを見つけ、自分の経験や考えとつなげ、自分の言葉で表現する練習です。

CCN 寺子屋では、読書感想文を通して、子どもたちの 考える力・言葉にする力・伝える力 を育てることを大切にしています。完成した文章の上手さよりも、考えた過程を大切にしてあげてください。

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