📌 このページでわかること
- 読書感想文が書けない子への声かけ
- 本を選ぶ前の質問
- 読んだ後の質問
- あらすじだけになった時の質問
- NG声かけとOK声かけ
書けない子は、考えていないわけではありません
子どもが読書感想文を書けない時、必ずしも何も考えていないわけではありません。
感じたことはあっても、それを言葉にする方法が分からないだけの場合があります。
そのような時は、「早く書きなさい」ではなく、質問で引き出すことが大切です。
本を選ぶ前の質問
- どんな話なら読んでみたい?
- 動物、冒険、友達、スポーツならどれがいい?
- 表紙を見て気になる本はある?
- 主人公はどんな子だと思う?
- 最初のページを読んで、続きが気になる?
本選びの段階で子どもが興味を持てると、感想文も書きやすくなります。
読んでいる途中の質問
- 今、どんな場面?
- 主人公は何に困っている?
- この後どうなると思う?
- 今のところで好きな登場人物はいる?
- ちょっと気になった場面はあった?
読み終わってから全部思い出すのは大変です。
途中で少し話すだけでも、感想文の材料が残ります。
読み終わった後の質問
- 一番心に残った場面はどこ?
- その場面でどう思った?
- 主人公の行動をどう思った?
- 自分だったらどうした?
- 似たような経験はある?
- この本を読んで、何か考えが変わった?
- 誰にこの本をすすめたい?
子どもの答えを短くメモしておくと、下書きに使えます。
あらすじだけになった時の質問
あらすじだけになっている時は、次の質問を使います。
- その場面で、あなたはどう感じた?
- なぜその場面を選んだの?
- 主人公の気持ちは分かる?
- その場面と似た経験はある?
- この場面から何を学べると思う?
- 読む前と読んだ後で変わったことはある?
「感想を書きなさい」と言うより、具体的な質問をした方が書きやすくなります。
NG声かけ・OK声かけ
| 場面 | NG声かけ | OK声かけ |
|---|---|---|
| 本を選べない | 早く決めなさい | どんな話なら読めそう? |
| 読みたがらない | ちゃんと読みなさい | まず10分だけ一緒に読もう |
| 感想が出ない | 何か思ったでしょ | どの場面を一番覚えている? |
| 書き出せない | とにかく書きなさい | 最初は本を選んだ理由から書いてみよう |
| あらすじだけ | 感想を書きなさい | その時、自分はどう思った? |
| 途中で止まる | 最後までやりなさい | ここまでで一番言いたいことは何? |
親子インタビューの進め方
- 子どもに本を持ってきてもらう
- 心に残った場面を1つ選んでもらう
- 保護者が質問する
- 子どもの答えを短くメモする
- メモを並べて構成にする
- 子どもが自分の言葉で下書きする
話すことができれば、書く材料は作れます。
いきなり原稿用紙ではなく、まずは会話から始めるのがおすすめです。