読書感想画って、なにを描くの?
小学生のお子さんの読書感想画を、家で一緒に進めたい保護者の方へ。場面の選び方から色・構図まで、声かけの例つきで案内するページです。

本の場面をそのまま写す絵ではありません。心が動いたところを絵にします。上手さより、「ここが心に残った」が伝わることが大切です。
「読んでいて、いちばんドキッとしたのはどこ?」
「その場面、目に浮かぶ?」
描くまでの5ステップ
1. 心に残った場面を1つ選ぶ
読み終わったあと、次の3つに答えてみます。
- どの場面が、目に浮かぶか
- どの場面で、はっとしたか
- どの場面を、誰かに伝えたいか
表紙の場面やあらすじの中心でなくてかまいません。自分の心が動いたところを選びます。
2. その場面の「何」を描くか決める
同じ場面でも、選び方で全然ちがう絵になります。
「そのとき、いちばん目に入ったものは何だったと思う?」
「顔と手、どっちを大きく描いたら伝わりそう?」
3. 構図を決める
紙のどこに、何を、どのくらいの大きさで置くかを決めます。
いちばん伝えたいものを大きく、真ん中の近くに置きます。紙の全部をうめなくて大丈夫。何も描かない所があると、描いたところが目立ちます。
4. 色で気持ちを表す
本に書かれているとおりの色でなくてかまいません。夜の場面でも、うれしい気持ちなら明るい色を使ってよいのです。使う色は3〜4色にしぼると、伝えたいことがはっきりします。
| こんなとき | こう聞いてみる |
|---|---|
| 全部の色を少しずつ使って、どこを見てほしいか分からない | 「この絵で、いちばん見てほしいのはどこ? そこだけ赤にしてみる?」 |
| 青を中心に使い、人物だけ赤にした(良い例) | 「目が自然にそこへ行くね。どうしてこの色にしたの?」 |
5. 下描きをしてから描く
いきなり色をぬると、あとで直せません。うすいえんぴつで位置と大きさを決めてから、色をつけます。下描きの線は、消すか、絵の一部として残すかを決めます。
描き終わったら
絵の裏か別の紙に、次を書いておきます。提出のときに必要になることが多く、あとからだと忘れます。
- 本の題名と作者
- 描いた場面
- なぜその場面を選んだのか
よくある質問
絵が上手ではないのですが、大丈夫ですか。
読書感想画は、絵の上手さを見るものではありません。心が動いた場面が伝わることのほうが大切です。人物が描きにくければ、その場面にあったものだけを描く方法もあります。
表紙の絵をまねしてもよいですか。
表紙をまねすると、自分が感じたことが入りません。自分が心に残った場面を、自分で考えて描きます。
親がどこまで手伝ってよいですか。
画材の準備や、場面を選ぶときに話を聞くのはよいサポートです。ただし、構図を決めたり描いたりするのは本人にします。
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いきなり原稿用紙に書き始めると止まりやすいので、まずは心に残った場面・自分の気持ち・自分の経験・学んだことをメモにすることが大切です。CCN 寺子屋では、メモから下書きへとスムーズに進めるためのワークシートを無料で公開しています。登録もお問い合わせも必要ありません。
- 本を選んだ理由
- 心に残った場面
- その時に思ったこと
- 自分の経験とつながること
- この本から学んだこと
- これからしてみたいこと
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読書感想文は、文章の上手さを競う宿題ではありません。
本を読んで心が動いたことを見つけ、自分の経験や考えとつなげ、自分の言葉で表現する練習です。
CCN 寺子屋では、読書感想文を通して、子どもたちの 考える力・言葉にする力・伝える力 を育てることを大切にしています。完成した文章の上手さよりも、考えた過程を大切にしてあげてください。
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